「河童の屁」の意味(語源由来)
【ことわざ】
河童の屁
「屁の河童」ともいう。
【読み方】かっぱのへ
【意味】
簡単なこと。取るに足らないこと。
ええっ、河童の屁ってそんなことやったんや!水中で屁しても、誰にも気づかれへんし、なんの影響もないってことやな。
まさにちっぽけでどうでもええことのたとえや。これ、おもしろいな、またひとつ賢くなった気がするわ!
【語源・由来】
河童は水中で屁をするので力強くないことから出たことば。また「木端の火(簡単に着火するがすぐ燃え尽きる木の削りくずを燃やした火)」がなまってできたことば。
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「河童の屁」の解説
カンタン!解説
「河童の屁」っていうことわざは、ちょっと笑っちゃうような言い回しもあるけど、小学生にもわかりやすく説明するね!
河童は、水辺に住む妖怪で、泳ぎがとても得意なんだ。このことわざは、河童が水の中でオナラをしても、水の中だから音もなく、勢いもない、っていうところから来ているんだよ。
だから、「河童の屁」っていう言い回しは、本当に簡単なこと、または取るに足らないこと、つまり、大したことじゃないという意味で使われるんだ。
例えば、友達が「宿題、1ページ分しかなかった!すぐ終わっちゃった!」って言った時に、その宿題が本当に簡単だったなら、それは「河童の屁」みたいなものだね、って言うことができるんだよ。
このことわざを使うと、とても簡単なことや、大したことないことを、楽しく表現できるんだね。
「河童の屁」の使い方
健太くん。これできる?
河童の屁だよ。
すごいわね。簡単にできるの?
ちょちょいのちょいっと。ほらできた。
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「河童の屁」の例文
- そろばんを習うともこちゃんにとっては、この計算は河童の屁だ。
- 外国語は河童の屁だ。難しいと思うから余計に難しくなるんだ。
- 論文なんて河童の屁と言っていた健太くんだが、まだ提出されていないようだ。
- こんな階段河童の屁だよといいながら、20段登ったところで息も絶え絶えだ。
- 1kgのカレーは河童の屁だと思ったが、意外と腹にくる。
河童が水中で屁をしたとしても、勢いがないから全く問題にならない、というからこの表現が生まれたのだ。