【ことわざ】
看板に偽りあり
【読み方】
かんばんにいつわりあり
【意味】
実際に売っているものと、看板や見本が異なっているというたとえ。
また、普段発する言葉と実際の行動が一致していないこと。
【語源・由来】
見せているものと、実際のものが違うということ。
【類義語】
・羊頭狗肉(ようとうくにく)
・羊質虎皮(ようひつこひ)
・羊頭を懸けて狗肉を売る(ようとうをかけてくにくをうる)
【対義語】
・看板に偽りなし(かんばんにいつわりなし)
【英語訳】
To cry up wine and sell vinegar.
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「看板に偽りあり」の使い方

昨日家族でレストランへ行ったんだ。

なにを食べたの?

とても大きなハンバーグの見本があったから注文したのに、とても小さくてびっくりしたよ。

看板に偽りありね。
「看板に偽りあり」の例文
- 親切で丁寧な対応をすると、大きく広告を載せていたけれど、実際には愛想が悪くて仕事も雑で、看板に偽りありだよ。
- 見本ではとても素敵な商品に見えたので、注文をしたけれど、届いてみたら見本とは全く違っていて、看板に偽りありだった。
- 君はいつも店頭に並んでいる見本につられてレストランへ入るけれど、注文して運ばれてきたメニューは見本よりもずっと小さいと嘆いているね。看板に偽りありということもあるんだよ。
- 看板に偽りありという場合もあるのだから、見本ばかりをあてにしてはいけないよ。
- うちの店の商品は、見本と同じになるように心がけて作っている。看板に偽りありということになっては、困るからね。
まとめ
看板や見本を参考にして、お店や商品を決めることがあるのではないでしょうか。
しかし、実際には看板に書かれている内容と違っていたり、見本とはかけ離れている商品だったということが、あるのではないでしょうか。
看板に偽りありとなってしまっては、商売は続かないかもしれませんね。
できるだけ、見本と実際の商品を、同じにすることを心がけたいものですね。