「河東の獅子吼」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
河東の獅子吼
【読み方】
かとうのししく
【意味】
口うるさい妻が夫にがみがみいうのを皮肉ることば。


でも、お母さんもお父さんのことを思って言ってるんだから、ちゃんと聞いた方がいいね!
【出典】
「蘇軾」の詩「呉徳仁に寄せ兼ねて陳季常に簡す」
【語源・由来】
黄河の東側の岸で吠え立てる獅子の鳴き声の意から。
「河東の獅子吼」の解説
「河東の獅子吼」っていうのは、家庭で奥さんが夫に対して口うるさくて、ちょっと怖い感じで言いつけたりする様子を表現することばなんだよ。
このことわざの中に出てくる「獅子吼」は、獅子が大きな声でほえることを意味しているんだ。だから、まるで獅子がほえるように、奥さんが夫に強く言う様子を表しているんだね。
例えば、お父さんが何か忘れてしまったり、うっかりミスをしたときに、お母さんが「また忘れたの!何度言ったらわかるの!」って怒るような場面で使うことができるよ。
「河東」っていうのは、場所の名前で、黄河の東側のことなんだけど、このことわざで大切なのは、その場所よりも、奥さんが夫に対して厳しい様子を表す部分なんだよ。
「河東の獅子吼」の使い方




「河東の獅子吼」の例文
- 奥さんが河東の獅子吼で口うるさいから、彼は家に帰りたくないらしい。
- 感染症蔓延で、「手洗いして」「服を払って」「マスクを外さないで」と、以前より輪をかけて河東の獅子吼である。
- せっかくお土産を買ってきたのに、それに対しても文句を言う妻は河東の獅子吼でうるさい。
- 健太くんの奥さんは河東の獅子吼だから、彼が気の毒でならないよ。
- 河東の獅子吼がいる家はかわいそうだな。ああいう夫婦を見ると結婚しなくて良かったと思うよ。
























