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【函谷関の鶏鳴】の意味と使い方や例文(出典・故事)

【ことわざ】
函谷関の鶏鳴

【読み方】
かんこくかんのけいめい

【意味】
咄嗟の機転で難を逃れ問題を解決すること。

「函谷関」は、中国の戦国時代、秦が東方からの侵入に備えた関所で、絶壁に囲まれた谷に築かれ箱の形に似ていることから名付けられた。

【出典】
史記しき

【故事】
斉の孟嘗君もうしょうくんが秦の昭王に招かれた際、事実無根の悪口によって捕らえられた。ようやく許された彼は秦から脱出しようとして夜半に函谷関まで来たが、関所は鶏鳴まで開かない規則だったため、鶏の鳴きまねがうまい家臣に鳴きまねをさせ門を開けさせて無事通過することができたという故事から。

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「函谷関の鶏鳴」の使い方

ともこ
健太くんの咄嗟の機転のおかげで救われたわ。函谷関の鶏鳴だったわね。
健太
ああいう時は、焦らず落ち着くことが大事なんだね。
ともこ
焦ると失敗するわよね。
健太
ピンチを切り抜けることができてよかったよ。

「函谷関の鶏鳴」の例文

  1. 頭が切れるともこちゃんの作戦のおかげで函谷関の鶏鳴となった。
  2. ピンチをチャンスに変え、函谷関の鶏鳴とした。
  3. もうだめかと思ったが、函谷関の鶏鳴で問題を解決することができた。
  4. あきらめないことが大事だ。函谷関の鶏鳴で咄嗟の思い付きで救われることもある。
  5. 函谷関の鶏鳴で過去最大の危機を回避できた。

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