「金で面を張る」の意味(類義語・英語)
【ことわざ】
金で面を張る
【読み方】
かねでつらをはる
【意味】
金銭の力で相手を手なずけ服従させること。
「面」は、顔。「張る」は、平手で打つ。
そうかい。つまり、「お金を振りかざして、人を自分のペースに持ってくる」ってことやな。
お金にはすごい力があるけど、そんな風に使うと人間関係がこじれそうやな。ちゃんとバランス取るのが大事やね!
【類義語】
・小判で面張る
・札で面張る
【英語】
A dog will not cry if you strike him with a bone.(骨で打てば犬は鳴かない)
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「金で面を張る」の解説
カンタン!解説
「金で面を張る」っていう言葉はね、お金の力を使って、他の人を自分の思い通りに動かしたり、自分の方に引き寄せたりすることを言っているんだよ。
例えば、たくさんお金を持っている人が、お金を使ってみんなにごちそうをすると、その場ではその人のことを好きになったり、お世話になったと感じるかもしれないけど、それはお金の力でそうさせられている部分があるんだよね。
この言葉は、お金の力ってすごいけど、お金だけで人との関係を築くのはちょっと危険だってことを教えてくれるんだ。本当の友達や信頼関係は、お金で作るものじゃないからね。
「金で面を張る」の使い方
開発業者がこの地域にお金を配ったんだよ。
金で面を張る気ね。
僕は金の力に屈服しない!
その意気よ。がんばれー。
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「金で面を張る」の例文
- 彼は金に物を言わせるように、金で面を張る。
- 金で面を張っても、本当の主従関係ではないからいつか裏切られる。
- 成金の彼は、金で面を張ることでしか部下をつなぎ止めることができない。
- 金で面を張れば逆らう者はいない。
- 金が嫌いな人間はいないのだから、金で面を張ることでいうことを聞かせる。
金銭の影響力を利用して、人々を支配したり操作したりすることを示唆しているよ。