「金は三欠くに溜まる」の意味(類義語)
【ことわざ】
金は三欠くに溜まる
【読み方】
かねはさんかくにたまる
【意味】
義理と人情と交際の三つを欠くぐらいでないと金は一向にたまらない。
えぇ~、つまり「お金をためたいなら、人との関わりや感情をちょっと我慢しなあかん」ってことやな。
人間関係の大切さと、お金の大切さ、どっちを選ぶかって問題が出てくるな。どっちも大切やけど、バランスを取るのが難しいところやな。
【類義語】
・金は不浄に集まる
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「金は三欠くに溜まる」の解説
カンタン!解説
「金は三欠くに溜まる」っていうのはね、お金をためるためには、3つのことを我慢しないといけないっていう意味だよ。
この3つっていうのは、1つ目が「義理」、つまり、人のためにお金を使うこと。2つ目が「人情」、これは感情や気持ちでお金を使っちゃうこと。3つ目が「交際」、友達や知り合いとの付き合いで出費することだよ。
要するに、これら3つのことを我慢して、お金を使わなければ、お金はたまるんだってこと。でも、これを全部我慢するのは、実際にはとても難しいんだよね。だから、この言葉は、お金をためるのは簡単じゃないってことを伝えているんだよ。
「金は三欠くに溜まる」の使い方
父さんがまた借金の保証人になって、借金を背負うことになったよ。
金は三欠くに溜まるっていうわよね。
人情味あふれる父さんには困ったもんだ。
他人に向ける人情を家族に向けて考えを改めてほしいわね。
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「金は三欠くに溜まる」の例文
- 近所付き合いは大事だがおかげで出費がかさむので、金は三欠くに溜まるだ。可能なら付き合いをやめたい。
- 金は三欠くに溜まるというが、ご祝儀を持っていないわけにはいかないだろう。
- 人間関係を大事にするととかくお金はたまらない。しかし金は三欠くに溜まる。
- 自分には子供がいないのに親戚の子供にお年玉を配らねばならない。金は三欠くに溜まるというから、来年からお正月の帰省をやめようと思う。
- 付き合いの飲み会の費用が馬鹿にならない。金は三欠くに溜まるというが、付き合いを大事にし続ける限り金はたまらない。
これは、お金を増やすためにはある程度の犠牲が必要だという教えだ。