「腐れ木は柱と成らず」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
腐れ木は柱と成らず
「朽ち木は柱と成らず」ともいう。
【読み方】
くされぎははしらとならず
【意味】
無能な人は、その地位に居続けることができないということ。
「腐れ木は柱と成らず」ということわざは、質が劣るもの、特に能力が不足している者は、重要な位置や役職には適していないという意味があるんだよ。
つまり、ちゃんとした能力や実力がないと、大切な場面やポジションでしっかりと支えられへんってことやな。
まあ、腐った木で家を建てたら、すぐに崩れちゃうわな。ちゃんとした材料、つまり実力が大切やね。
【語源・由来】
腐った木は柱に使えない意から。
【出典】
「漢書」
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「腐れ木は柱と成らず」の解説
カンタン!解説
「腐れ木は柱と成らず」っていうことわざは、ちょっと困ったりできないものが、大切な役目を果たせない、っていう意味だよ。
考えてみてね、家を建てるときに、腐った木を柱として使ったらどうなると思う?その家はすぐに壊れちゃうよね。だって、腐った木はもろくて、しっかりとした力がないから。それと同じように、このことわざは、ちゃんとした能力やスキルがない人は、大事な役割や仕事をうまくこなせないよ、ってことを教えてくれるんだ。
だから、「腐れ木は柱と成らず」っていうのは、「ちゃんとした力や技がないものは、大事な仕事をうまくやれないよ」っていう教えを伝えているんだよ。
「腐れ木は柱と成らず」の使い方
健太くんは遅刻癖がなおらないわね。
朝はどうしても起きることが駅ないんだ。
腐れ木は柱と成らずね。性根が腐っているわ。
誰か性根を叩きなおしてくれないかな。
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「腐れ木は柱と成らず」の例文
- ミスばかりで腐れ木は柱と成らずだ。彼を首にしたいができない。
- 仕事中さぼってばかりで腐れ木は柱と成らずな彼は、給料泥棒だ。
- 腐れ木は柱と成らずで、魂が腐っている者は使い物にならないしどうしようもできない。
- 高学歴だが、腐れ木は柱と成らずという人間性を疑いたくなる社員が多い。
- 採用時に人事がしっかり本質を見抜かなければ、腐れ木は柱と成らずな人間を雇用することになる。