「蜘蛛の巣で石を吊る」の意味(類義語)
【ことわざ】
蜘蛛の巣で石を吊る
【読み方】
くものすでいしをつる
【意味】
無理難題なこと。きわめて危険なこと。
「蜘蛛の巣で石を吊る」という言葉は、非常に難しい、あるいは不可能とも思えること、また、そのような行動が非常にリスクが高いことを示しているんだよ。
ええ、それって、例えば「わらじで雪山を渡る」とか、「紙の傘で嵐を乗り越える」みたいな感じやな。
蜘蛛の巣なんてホンマに薄くて弱いのに、そこで石を吊るそうとするって、まあ無理無理!とんでもないことやってみようとするときのたとえやな。
【類義語】
・危うきこと累卵の如し
・一髪千鈞を引く
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「蜘蛛の巣で石を吊る」の解説
カンタン!解説
「蜘蛛の巣で石を吊る」っていう言葉はね、考えてみるとすごくイメージがわかるでしょ?蜘蛛の巣ってものすごく細くて弱いものだから、そんなもので石を吊るすなんて考えただけで無理ってすぐわかるよね。
この言葉は、まさにそういう「とても難しい」または「危ないこと」をするっていう意味なんだよ。たとえば、すごく大きな問題を、非常に単純な方法で解決しようとするときや、リスクが高すぎてやるべきじゃないことを進めようとする時に使うんだ。
例えばね、試験勉強を一夜漬けだけで済ませようとするのも、ちょっと「蜘蛛の巣で石を吊る」みたいなものだよ。だって、そんな短時間で全部覚えられるわけないじゃん?
つまり、この言葉は、無理やりやるべきじゃないことや、リスクが高すぎることをやるのは危険だって教えてくれるんだよ。
「蜘蛛の巣で石を吊る」の使い方
健太くんの設計では、蜘蛛の巣で石を吊るようなものよ。
無理かな。
地震が起きたら倒壊してしまうわ。
最新技術で何とかならないかな。
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「蜘蛛の巣で石を吊る」の例文
- 蜘蛛の巣で石を吊るみたいな無理難題を持ち込まれた。
- 低予算でこの家をリフォームするのは、蜘蛛の巣で石を吊るのと同じです。
- 健太くんに交渉を任せるのは、蜘蛛の巣で石を吊るようなものだ。
- 明日にでも倒産しそうな蜘蛛の巣で石を吊る状態です。
- 戦争が起きそうなあの国に今渡航するのは、蜘蛛の巣で石を吊るような行為だ。