「鯨も魚、白魚も魚」の意味(語源由来)
【ことわざ】
鯨も魚、白魚も魚
【読み方】
くじらもさかな、しらうおもさかな
【意味】
大きい鯨でも小さな白魚でも魚であることには違いないから、形の大小で差別してはいけないということ。
なるほどな。つまり、大きいものも小さいものも、みんな同じ価値があるってことやな。
大きなものを重視して小さいものをないがしろにするんやないで、全てのものや人を平等に見ることの大切さを教えてくれてるわけやな。大きさや見た目だけで判断せんと、中身を大事にしようってことやろ?
【語源・由来】
鯨も白魚も同じ魚であることから。
鯨は哺乳類だが水の中で生活することから、昔は魚と考えられていた。
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「鯨も魚、白魚も魚」の解説
カンタン!解説
「鯨も魚、白魚も魚」という言葉は、大きさや見た目に関係なく、すべてのものや人は平等であり、その価値を正しく認識しないといけない、という意味を持っているんだ。
具体的に言うと、鯨はすごく大きな魚で、白魚はとても小さな魚だけど、どちらも魚という同じグループに属しているよね。つまり、どちらも同じ価値を持っているということ。
この言葉を使うと、大きな会社や有名人と、小さな会社やあまり知られていない人も、どちらも同じ価値を持っているということを伝えることができるよ。見た目や大きさ、名前の知名度などに惑わされずに、すべてのものや人を平等に扱うことの大切さを教えてくれる言葉なんだね!
「鯨も魚、白魚も魚」の使い方
何で差別が無くならないのかな。
鯨も魚、白魚も魚っていうのにね。
肌の色や言葉が違っても同じ人間だよね。
同じ地球人よね。
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「鯨も魚、白魚も魚」の例文
- 政府は大企業の倒産は防ごうと救済するのに、中小企業にはなにもしない。鯨も魚、白魚も魚なのに。
- 事件に大小はない。鯨も魚、白魚も魚だ。
- 鯨も魚、白魚も魚というから、予算が大きい仕事も小さい仕事も真剣に取り組む。
- 消費税は鯨も魚、白魚も魚のように、収入に関わらず平等に課税される。
- 鯨も魚、白魚も魚というから、小さくても侮ってはいけない。平等に扱うべきだ。
これは、物や人を外見や大きさによって差別するのはよくない、という教えを示している。