「薬あればとて毒を好むべからず」の意味(語源由来)
【ことわざ】
薬あればとて毒を好むべからず
【読み方】
くすりあればとてどくをこのむべからず
【意味】
仏の慈愛や救いがあるからといって不正行為を続けてはいけないということ。
「薬あればとて毒を好むべからず」ということわざは、たとえ救いの手や助けがあるからといって、わざと悪いことをしてはいけない、という意味があるんだよ。
ああ、なるほどな。つまり、「助けてもらえるからって、わざと悪いことするんやないで」ということやな。
助かる手段があるからといって、それを悪用したり、甘えてだめなことをしてはあかんってことやね。何かに頼る前に、自分の行動をちゃんと考えなアカンってことやな。
【語源・由来】
毒消しがあるからといって毒を好んで飲むのは良くないということ。
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「薬あればとて毒を好むべからず」の解説
カンタン!解説
「薬あればとて毒を好むべからず」という言葉は、安全策や救済があるからといって、悪いことや危険なことをするのは良くないと教えているたとえなんだ。
例を使って説明すると、もし毒消しの薬が手元にあるからといって、わざわざ毒を飲むのは無謀だよね。だって、毒自体が体に悪影響を及ぼす可能性があるから。同じように、何か良いことや救いがあると信じていても、それを言い訳にして悪いことを続けるのは間違いだよ。
このことわざは、たとえば仏教の教えや他の宗教の慈愛に頼って、悪行を繰り返すのは良くないという意味を持っているんだ。要するに、救いや保護があるからと言って、その保護を悪用してはいけないということを教えてくれる言葉なんだね。
「薬あればとて毒を好むべからず」の使い方
健太くん。悪さが過ぎるわよ。
念仏を唱えれば仏さまは救ってくれるんだって。
薬あればとて毒を好むべからずよ。物には程度があるわよ。
仏様の愛は無限だよ。
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「薬あればとて毒を好むべからず」の例文
- 悪行を続けていると、今回は救われても来世で因果応報の報いを受けるかもしれない。薬あればとて毒を好むべからずだ。
- 薬あればとて毒を好むべからずというから、仏の慈愛に感謝し善行を積む。
- 仏様の優しさに甘えてはいけない。薬あればとて毒を好むべからずで、煩悩を消し徳を積む。
- 極楽に行けるならば現世で何をしてもいいというのは間違っている。薬あればとて毒を好むべからずというように、不正で金儲けをしてこの世を謳歌するのはよくないことだ。
- 悪いことをたくさんしても天国に行けるという考えはおかしい。薬あればとて毒を好むべからずで、仏様の救いに報いるべきだ。