「曲者の空笑い」の意味
【ことわざ】
曲者の空笑い
「えせ者の空笑い」ともいう。
【読み方】くせもののそらわらい
【意味】
一癖ある人物の裏があるようなつくりわらい。
要するに、表面だけの笑顔で中身が読めないような、ちょっとした狡猾さや計算が感じられる笑いってことやね。
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「曲者の空笑い」の解説
カンタン!解説
「曲者の空笑い」という言葉は、ちょっと変わった人や何か裏がありそうな人が、何も心から笑っているわけじゃないけど、表面的に笑っている様子を指すんだよ。
簡単に言うと、心の中で何か考えがあって、それを隠すためににっこりと笑っているけど、本当の気持ちとは違う笑顔をしているような感じだね。
例えば、映画とかで悪役の人が、主人公に「どうしたの?」って聞かれて、「何もないよ~」ってにっこり笑って答えるけど、実は何か企んでいる…みたいなシーンを思い浮かべるとわかりやすいかも。その悪役の人の笑顔が「曲者の空笑い」って感じなんだよ。
「曲者の空笑い」の使い方
彼はいつも曲者の空笑いをしているね。
今日もご機嫌とりで忙しそうね。
あの作り笑いが顔に張り付いてしまっているよ。
何だか哀れね。
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「曲者の空笑い」の例文
- ごますりしながら曲者の空笑いをするようなサラリーマンになりたくない。
- 曲者の空笑いの人は信用できません。心から笑える人が良い。
- 営業マンの彼は曲者の空笑いを浮かべていて、話を聞く気になれなかった。
- 長い物には巻かれろというタイプの彼は、権力のある人に対して曲者の空笑いをする。
- 曲者の空笑いをしている人は軽薄そうに見えて心を開きたくない。
この言葉からは、その人の笑顔の裏に何かを感じ取れるというニュアンスがあるよ。