「頸を延べ踵を挙ぐ」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
頸を延べ踵を挙ぐ
「頸を延ばし踵を挙ぐ」ともいう。
【読み方】
くびをのべかかとをあぐ
【意味】
心待ちにすること。優秀な人物の出現を待ち望むこと。
「頸」は、くび。「踵」は、かかと。
なるほど〜。つまり、首を伸ばして足のかかとを上げるほど、わくわくして待ってるって感じやな。
すごい人や面白いことが来るのを、ワクワクしながら期待するんやな。みんなで大きなイベントや有名な人が来るのを楽しみにしてる感じやね!
【語源・由来】
首を長くのばし、つま先立って待ち焦がれる意から。
【出典】
「荘子」
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「頸を延べ踵を挙ぐ」の解説
カンタン!解説
「頸を延べ踵を挙ぐ」っていう言葉は、ずーっと何かや誰かを待っていることを表しているんだよ。具体的には、首をすごーく長くして(頸を延べて)そして、つま先立ちになって(踵を挙げて)待ちわびる様子を描いているんだ。
この言葉がきているのは、『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』という古い文献から。それによると、すごくすごく素晴らしい人や大切なことが来るのを、心から待ち望んでいるような状況を表しているんだ。
たとえば、学校で楽しみにしている遠足の日を待つような気持ちや、お誕生日にもらえるプレゼントをワクワクしながら待っているような感じに似ているよ。だから、この言葉を使うときは、とても楽しみにしていることや、期待して待っていることを表現したいときにぴったりなんだよ。
「頸を延べ踵を挙ぐ」の使い方
頸を延べ踵を挙げていたら、ろくろ首みたいに首が伸びてしまったよ。
首を長くして待っていたもんね。
ようやく救世主が現れたね。
これでこの国も立ち直ることができそうね。
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「頸を延べ踵を挙ぐ」の例文
- 頸を延べ踵を挙ぐようではこの国は滅びる。まずは国民から変わらなければならない。
- この日が来るのを今か今かと頸を延べ踵を挙ぐ日々だった。
- 日照り続きだったので、雨の日を頸を延べ踵を挙ぐ。
- ともこちゃんに会えるのを頸を延べ踵を挙ぐもかなわなかった。
- 宇宙の謎を解明するような天才の出現を頸を延べ踵を挙ぐ。
特に、素晴らしい人や出来事の到来を心から期待することを意味している。