「毫釐の差は千里の謬り」の意味(出典)
【ことわざ】
毫釐の差は千里の謬り
【読み方】
ごうりのさはせんりのあやまり
【意味】
小さな原因が大きな結果を生じること。初めはわずかな差だがいずれ大きな違いになるということ。
「毫釐」は、わずか。少し。
ほんまに?それは、ちょっとした違いやミスが、結果的には大きな問題になっちゃうってことやな。
たとえば、計算の初めの段階でちょっとした間違いをしてしまえば、最終的な答えが全然違うものになっちゃうかもしれへん。小さなこともしっかり気をつけなあかんってことやな。
【出典】
「礼記」
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「毫釐の差は千里の謬り」の解説
カンタン!解説
「毫釐の差は千里の謬り」って、結構深い言葉だよね!
この言葉は、ほんの小さな違いや差が、結果としてはとても大きな誤差や違いにつながるっていうことを表しているんだ。言葉の出所は「礼記」という中国の古典から来てるよ。
例をあげると、ちょっとした手の動きや微妙な角度の違いで、スポーツや技術の結果が大きく変わったり、一歩の間違いで大きな失敗に繋がることもあるよね。この言葉はそういった状況を指して使われることが多いよ。
「毫釐」というのは、とても小さな単位を意味していて、「千里」は長い距離を示す言葉だよ。だから、直訳すると「ちょっとした差が長い距離の誤差になる」っていう意味になるんだ。
まとめると、「毫釐の差は千里の謬り」は、ちょっとした違いや小さなミスが、後々大きな違いや誤差を生むことを教えてくれる言葉なんだ。だから、物事を行うときには、細部にも気をつけることの大切さを伝えているんだよ。
「毫釐の差は千里の謬り」の使い方
健太くん。売り上げの計算が1円間違っているわよ。
1円ならいいじゃない。
毫釐の差は千里の謬りよ。それに1円を馬鹿にするものは1円に泣くというわよ。
1円に泣く人生は嫌だな。小さな差も出ないように気をつけるよ。
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「毫釐の差は千里の謬り」の例文
- お菓子作りは毫釐の差は千里の謬りとなる。失敗したくなければ目分量はやめなさい。
- 部品の1mmの誤差でロケットが飛ばない。毫釐の差は千里の謬りで数十億円の損失になる。
- 一日単位で見れば小さな差でも、毎日積み重なれば毫釐の差は千里の謬りとなる。
- 安いものだからと万引きを見逃していたら、いずれ毫釐の差は千里の謬りになって倒産する。
- 小さな考え方の違いが最終的に大きな違いになり、毫釐の差は千里の謬りのように離婚に至る。
微細な差異でも、結果や影響は非常に大きくなることを警告しているんだ。