「地獄も住家」の意味(類義語)
【ことわざ】
地獄も住家
「住家」は、「住み処」ともかく。
【読み方】
じごくもすみか
【意味】
住み慣れればどんなところでも住みやすくなるということ。
おお、それは「最初は大変でも、慣れたら何とかなるってことか!地獄みたいな場所でも、住んでしまえばそれなりに快適に感じるようになるんやな。
つまり、どんな状況でもポジティブに考えて、慣れることが大事ってわけやな。
【類義語】
・住めば都
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「地獄も住家」の解説
カンタン!解説
「地獄も住家」っていう言葉はね、「地獄のようなとても大変な場所や状況でも、そこに長くいれば慣れてしまって、心地よく感じるようになるよ」という意味なんだ。
例えば、最初は全然分からなかったり、辛かったりする新しい学校や仕事も、時間が経って友達ができたり、仕事がうまくいくようになると、「ここって意外と悪くないかも」と思えるようになることがあるよね。そんな感じで、最初は大変でも、慣れれば住むのに良い場所になる、ということを言っているんだ。
これは「住めば都」という言葉と似ていて、「どんな場所でも住んでいればそれなりに良いところに感じるようになる」という意味があるんだよ。でも、「地獄も住家」の方が、もともとの状況がひどい場合でも、慣れると良く感じるようになる、というニュアンスが強いんだね。
「地獄も住家」の使い方
ぼろ家だから、最初は大変な所に引っ越してしまったって思ったんだけど地獄も住家だね。
結構いい部屋だった?
事故物件だったらしくお化けが出るんだ。彼と気が合って、楽しく暮らしているよ。
…お祓いしてもらった方がいんじゃないのかな。
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「地獄も住家」の例文
- 携帯電話もつながらない田舎で嫌だったが、地獄も住家と思えるようになった。
- 民度の低い地域に来たもんだと嘆いていたが、住民の良い所に触れ地獄も住家となった。
- 治安が悪くまさに地獄と思っていたが、住めば都、地獄も住家だった。
- 離島に赴任することを嫌がる医師が多く自分もそうだったが、地獄も住家で今では楽しんでいる。
- 最初は驚きの連続だったが、地獄も住家というように、庭にタヌキやシカが訪れるのも悪くないと考えるようになった。
人間は環境に適応する力が強いから、住んでしまえばどこでも自分の家のように感じられるんだね。