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【雀脅して鶴失う】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

雀脅して鶴失う

「雀脅して鶴失う」の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味【ことわざ】
雀脅して鶴失う

【読み方】
すずめおどしてつるうしなう

【意味】
細かいことにこだわり過ぎて、全体をだめにしてしまうこと。

ことわざ博士
「雀脅して鶴失う」という言葉は、小さな雀に気を取られて大きな鶴を逃すという意味から、細かいことにこだわりすぎて、もっと重要な大きな機会や利益を見逃してしまうことをたとえているんだよ。
助手ねこ
ああ、そういうことか。小さなことに目を奪われて、大きなチャンスや大事なことを見落とすってことやな。細かい部分ばかりに気を取られると、全体の利益や重要な機会を失うってことやね。

これは、バランスをとることの重要さを教えてくれる言葉やわ。大きな絵を見る視点を持つことの大切さを示してるんやな。

【語源・由来】
雀を追い払おうと脅かし、鶴を逃がしてしまうことから。

【類義語】
・小鳥を捕らえて大鳥を逃がす
・木っ端を拾うて材木を流す

【対義語】
・鹿をう者はうさぎを顧みず

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「雀脅して鶴失う」の解説

カンタン!解説
解説

この言葉、「雀脅して鶴失う」というのはね、雀を追い払うのに夢中になって、そのせいで大きな鶴を逃がしてしまうっていう話から来ているんだよ。これは、小さいことばかりに注意を向けて、もっと大事なことを見逃してしまうっていう意味なんだ。

たとえば、学校で小さな宿題にばかり時間をかけて、もっと大切なテストの勉強を忘れてしまうことがあるでしょ。それが「雀脅して鶴失う」ってことなんだ。

このことわざは、細かいことにこだわりすぎると、大切なことを見失ってしまうことがあるって教えてくれるんだよ。だから、全体を見渡してバランス良く物事を考えることが大事だっていうことを示しているんだね。

「雀脅して鶴失う」の使い方

健太
鼻の高さをなおしたいな。
ともこ
雀脅して鶴失うとならないようにね。
健太
鼻だけなおしたいんだ。
ともこ
鼻を整形すると他のことも気になってすべてをだめにしてしまうものよ。整形はそういう危険性があることを知るべきね。
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「雀脅して鶴失う」の例文

例文
  1. 小さなことに時間をかけすぎ、雀脅して鶴失うように締め切りに間に合わずすべてが無駄になった。
  2. そんな些末なことにかまけているから、雀脅して鶴失うごとく信頼を失う結果になったんじゃないか。
  3. 癖も彼の個性だ。雀脅して鶴失うように、あの癖を矯正すると彼自信がだめになるかもしれない。
  4. 細かい所の修正をしていたら雀脅して鶴失う。なんだかまとまりのない駄作になってしまった。
  5. 雀脅して鶴失うとならないよう神経質になりすぎないでね。

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