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【爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く

「爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く」の意味(語源由来・出典)

意味【ことわざ】
爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く

【読み方】
しゃっかびなりといえどもついによくのをやく

【意味】
瑣末なこともおろそかにしてはいけないということ。

「爝火」は、かがり火。

【語源・由来】
かがり火のような小さな火も燃え広がり広い野原を焼くことから。

ことわざ博士
「爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く」ということわざはね、小さな火でも侮ってはいけないという教えなんだよ。
助手ねこ
ああ、なるほどなぁ。つまり、ちっちゃな火でも「ま、いっか」とか思って見逃してたら、あとでビックリするくらい大変なことになりかねんってことやね。

小さい火でも、それが原因でめちゃくちゃ広がって大火事になることもあるわけや。だから、どんな小さなことでも、ちゃんと気をつけておかなあかんってことかいな。小さいうちにピシャッと消しといた方がええ、ってことやな!

【出典】
後漢書ごかんじょ

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「爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く」の解説

カンタン!解説
解説

「爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く」というのは、ねえ、最初はすごく小さな火でも、それをなめてかかって放っておくと、いつの間にか大きな火事になって、広い野原を全部焼いちゃうかもしれないっていうことを教えてくれる言葉なんだ。

たとえばさ、キャンプで小さな焚き火をしているときに、その火がちょっとずつ大きくなっていったら、気をつけないといつのまにか森に火が広がって、大変なことになっちゃうよね。それと一緒で、小さい問題や心配ごとも、最初は「大したことない」と思っても、そのままにしておくと大きなトラブルになることがあるんだ。

だから、「爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く」という言葉は、ちっちゃな火も、ちっちゃな問題も、しっかりとちゃんと見て、早めに対処しておかないと、いつか大きな災害やトラブルになるかもしれないって教えてくれているんだよ。小さなことでもおろそかにしないで、いつも注意しておこうね。

「爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く」の使い方

健太
こんなことどうでもいいか。
ともこ
爝火微なりと雖も卒に能く野を燎くというわよ。どうでもいいと思ったことが重要なことのきっかけになるかもよ。
健太
放置せずに対応した方が良いってこと?
ともこ
気になったってことはそれなりに理由があるはずよ。
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「爝火微なりと雖も卒に能く野を燎く」の例文

例文
  1. 爝火微なりと雖も卒に能く野を燎くというから、怠け心を起こさず小さいうちに災いの種を摘み取る。
  2. 大きな禍も、爝火微なりと雖も卒に能く野を燎くように原因は小さなことだったりする。
  3. 大火災の火元は煙草のポイ捨てだったが、爝火微なりと雖も卒に能く野を燎くだ。
  4. 爝火微なりと雖も卒に能く野を燎くから、瑣末なことでも丁寧に対処し大事にならないようにする。
  5. 爝火微なりと雖も卒に能く野を燎くので、小さなことだからとゆるがせにしない。




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