「牛は牛連れ、馬は馬連れ」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語)
【ことわざ】
牛は牛連れ、馬は馬連れ
【読み方】
うしはうしづれ、うまはうまづれ
【意味】
同類は自然と集まりやすいことのたとえ。また、似た者どうしが集まると、うまくいくこと。
そして、そんな似た者どうしが集まることで、上手く回ることも多いってわけやな。やっぱり、同じ趣味や考え方の人とは、すんなりと合うことが多いもんやな。これは、そういうことを教えてくれるんやな。
【語源・由来】
動物は同じ種類のもの同士で群れる。それを似た者同士で仲間を作る人間のさまにたとえたもの。
【類義語】
・合うた釜に似寄った蓋
・同気相求む
・同類相求む
・似合い似合いの釜の蓋
・似合う夫婦の鍋の蓋
・似た者夫婦
・似るを友
・ねじれ釜にねじれ蓋
・蓑のそばへ笠が寄る
・目の寄る所へ玉も寄る
・類は友を以て集まる
・類は友を呼ぶ
・類は類を呼び友は友を呼ぶ
・類をもって集まる
・破れ鍋に欠け蓋
・割れ鍋に綴じ蓋
【対義語】
・氷炭相容れず
【英語】
Every Jack has his Jill.(どのジャックにもみな似合いのジルがいる)
「牛は牛連れ、馬は馬連れ」の解説
「牛は牛連れ、馬は馬連れ」っていうことわざはね、同じ種類のものや同じ性格の人が自然と一緒になる、または仲良くなることを表すんだよ。
例えばね、サッカーが大好きな子どもたちは自然と集まってサッカーをするでしょ?それと同じで、このことわざは、同じ興味を持つ人や、同じような性格を持つ人が自然と一緒になることを言っているんだ。
それに加えて、このことわざは「似た者同士が集まると、うまくやっていける」という意味も含んでいるよ。つまり、同じことに興味がある人たちが集まると、一緒に楽しく活動ができたり、協力しあって問題を解決できたりするんだよ。それが「牛は牛連れ、馬は馬連れ」っていうことわざの意味なんだ。
「牛は牛連れ、馬は馬連れ」の使い方
「牛は牛連れ、馬は馬連れ」の例文
- 牛は牛連れ、馬は馬連れで、同じ趣味を持った彼とは気も合い仲良く出来ている。
- 旅をするなら、牛は牛連れ、馬は馬連れで、同じような考え方をした友達と行くのが楽しいものだ。
- 牛は牛連れ、馬は馬連れというのだから、相反するあの二人を組ませても上手く行かないと思うよ。
- あの会社の人間は皆考え方が似ているよ。牛は牛連れ、馬は馬連れだね。
- 同じ学校出身の彼女とは非常に話が合うよ。牛は牛連れ、馬は馬連れだ。
- 彼女たちは趣味が同じだから、牛は牛連れ、馬は馬連れで、いつも一緒にいる。
- 彼は自分と意見が合う友人を探すために、牛は牛連れ、馬は馬連れのように、同じ考えを持つ人たちと集まっている。
- あのグループは、趣味や興味が似通っているから、牛は牛連れ、馬は馬連れで集まっている。
- 学校で友達を作るためには、牛は牛連れ、馬は馬連れで、自分と共通点のある人たちを見つける必要がある。
- 仕事のプロジェクトに取り組むときは、牛は牛連れ、馬は馬連れのように、専門的なスキルや知識を持った仲間と協力することが重要だ。
また、似たような性格や状況の人々が一緒になると、調和がとれて上手く行く、という意味も含まれているよ。