【脛を齧る】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

親の脛を齧る

「脛を齧る」の意味とは?(類義語)

意味

【慣用句】
脛を齧る

【読み方】
すねをかじる

【意味】
独立して生計を立てることができず、親などに援助してもらう。

ことわざ博士
「すねをかじる」っていう言葉、これは自分一人で生活していけなくて、親とか誰かに助けてもらって生活していることを言うんだよ。
助手ねこ
つまり、自分でしっかりと働かずに、他の人からお金とか食べ物をもらって生きていくことを表しているんだね。

【類義語】
親の脛を齧る(おやのすねをかじる)

「脛を齧る」の語源由来

由来を簡単に説明!
解説

「すねをかじる」は自分自身の力では生計が立てられず、親などに頼って生活をするという意味の言葉だよ。

昔の日本では「腕一本、脛一本」(うでいっぽん、すねいっぽん)という言葉が使われていて、「腕」は技能や努力を、そして「脛」は人間が歩くために必要な足の部分を指す言葉であるのとともに、労働できることの象徴だったんだ。この言葉は、財産や地位がなく、自分の身体以外に頼るものが何もない状態を表していたよ。

それが江戸時代になると、「脛一本」の部分が「すねをかじる」に変化したんだ。この表現は、一人で生活を立てられずに親や他人に頼って生きていくという意味を持っていたんだよ。なぜ「すねをかじる」なのかというと、かじる行為自体が自分で何かを手に入れるという意味を持っているからだよ。つまり、「すねをかじる」は自分で何かを手に入れる能力がなく、他人の「すね」、つまり援助を必要としている状態を表しているんだ。

「脛を齧る」の使い方

健太
ともこちゃんには、いとこがいたよね。
ともこ
うん。大学を卒業したけど、働かないでぶらぶらしているので、お父さんが、おじさんから「注意してほしい」と相談されたらしいの。
健太
そのいとこの人、どうして働かないの?
ともこ
なんかの試験を受けていると言っていたけど。お父さんは、小さいときから、いとこをかわいがっていたので、「いつまで親の脛を齧っているんだ」と言って、こんこんと説教していたわ。

「脛を齧る」の例文

例文
  1. 大学を卒業しても、自分の信念を貫くため、親の脛を齧ることが、許される場合もあるさ。
  2. 親の脛を齧ることは、少しの間であれば、恥ではないと思う。
  3. 彼も、いつまでも、親の脛を齧ってばかりいないで、そろそろ働かないといけないな。
  4. 彼は、親の脛を齧って、家族で面倒をみてもらい、念願の試験に合格することができた。
  5. 私は、彼が生きる道を探し当てるまで、親の脛を齧ることも、大目にみてやろうと思う。



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