【ことわざ】
藁千本あっても柱にはならぬ
【読み方】
わらせんぼんあってもはしらにはならぬ
【意味】
藁のように弱いものがただ寄り集まっても、そこに規律(きりつ)や統制(とうせい)がなければ、なんの力にもならないことをいいます。
【英語訳】
A thousand of straws without command and control can not become a column.
ちなみに「烏合の衆」の英語訳 The mob has many heads but no brains.
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「藁千本あっても柱にはならぬ」の使い方
今度の運動会では白組が勝つかな。
藁千本あっても柱にはならぬ、リーダー次第ね。
よし、ボクが白組のリーダーになろう。
頼もしいわ、勝てるかも。
「藁千本あっても柱にはならぬ」の例文
- しっかりした監督がいれば、藁千本あっても柱にはならぬ、このチームでも全国大会に出ることはできる。
- 藁千本あっても柱にはならぬ、リーダーが変わったばかりだから成果を出すにはもう少し時間がかかる。
- この目的を達成するためには、藁千本あっても柱にはならぬというように責任者として適任な人材を探す必要がある。
- 本来は藁千本あっても柱にはならぬとは言わないまでも、もう少し成果を出さなければならない。
まとめ
1769年コルシカ島生、フランス革命、アルプス山脈越え、皇帝といえばナポレオン・ボナパルトです。彼の有名な言葉に「一頭の狼に率いられた百頭の羊の群れは、一頭の羊に率いられた百頭の狼の群れにまさる。」(狼(おおかみ)をライオンや獅(しし)と表現している文章もあります。)があります。このことからも分かるように、藁千本あっても柱にはならぬは、藁が主体ではなくて、それを束ねるものがいるかどうかがポイントです。