「噛む馬はしまいまで噛む」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
噛む馬はしまいまで噛む
【読み方】
かむうまはしまいまでかむ
【意味】
悪い癖の容易になおらないことのたとえ。
ほんと、癖ってのは一度ついちゃうと、なかなか治らないもんやね。
ちょっとしたことからでも、その癖が見えることもあるしな。自分の癖、ちゃんと自覚して、良くないものは直していくことが大切やね!
【語源・由来】
人を噛む癖のある馬は、死ぬまで癖が直らないことから。
【類義語】
・頭禿げても浮気はやまぬ
・産屋の風邪は一生つく
・産屋の癖は八十までなおらぬ
・漆剥げても生地は剥げぬ
・子供は大人の父親
・雀百まで踊り忘れず
・三つ子の魂百まで
・痩せは治るが人癖は治らぬ
・病は治るが癖は治らぬ
【英語訳】
・The leopard cannot change his spots.
【スポンサーリンク】
「噛む馬はしまいまで噛む」の解説
カンタン!解説
「噛む馬はしまいまで噛む」っていう言葉はね、考えてみて、馬が一度かむ癖をつけちゃったら、その馬は最後までその癖を直さないんだよ。このことわざは、人も同じで、一度悪い癖をつけると、それはなかなか直らないってことを教えてくれてるんだ。
たとえば、いつも宿題をギリギリにやる、という悪い癖をつけちゃったら、それを直すのは結構大変なんだよね。
だから、最初から悪い癖をつけないように気をつけることが大切だよ、っていうことをこの言葉は伝えているんだ。
「噛む馬はしまいまで噛む」の使い方
あら、君は独特な箸の持ち方をしているわね。昔からそういう持ち方をしているの?
そうなんだ、実はこの持ち方は僕のコンプレックスでね。噛む馬はしまいまで噛むというけれど、早く箸の持ち方を直したいと思っているんだ。
私も昔は持ち方が悪かったけれど、2ヶ月で直す事が出来たわ。だから諦めず取り組めばいつかは直せるわよ。
食事に関する癖だからなかなか直せないものかと思っていたけれど、意外とすぐ直せるものなんだね、僕も頑張ろう。
【スポンサーリンク】
「噛む馬はしまいまで噛む」の例文
- 噛む馬はしまいまで噛むというけれど、やつは昔から手癖が悪くて有名なんだ。
- 一度ついた癖はなかなか直らないよ。それに噛む馬はしまいまで噛むなんていうんだから、無駄な癖はつけない方が良いさ。
- 噛む馬はしまいまで噛むといえど、改善を諦めていては、君自身何の進歩もないではないか。
- 噛む馬はしまいまで噛むとはいうものの、恥ずかしいのでせめて人前ではこの癖を出す事のないようにしたい。
- 彼のたちの悪さは昔からだから諦めるしかないよ。噛む馬はしまいまで噛むというだろう。
一度身についた癖は、それを直すのがとても難しいことを示しているんだ。