【ことわざ】
鐘鋳るまでの土鋳型
【読み方】
かねいるまでのつちいがた
【意味】
目的を達成するまでの手段として用いるだけのもののこと。また、成功するまでは粗末なもので我慢することをいう。
【スポンサーリンク】
「鐘鋳るまでの土鋳型」の使い方

空手部の道場はなんでプレハブ小屋なんだろう。

鐘鋳るまでの土鋳型よ。空手部が全国大会に出場したら、ちゃんとした道場を作ってもらえると思うわ。

本当かなあ。

本当よ。野球部は甲子園に出たことで、専用グラウンドと送迎用バスを手に入れたわ。空手部もがんばるわよー!
「鐘鋳るまでの土鋳型」の例文
- 今は電子ピアノだけど、それは鐘鋳るまでの土鋳型、ピアノのコンクールで優勝したら、絶対にベーゼンドルファーのグランドピアノを買ってもらう。
- 兄さんのお下がりばかりで嫌な思いをしたこともある、これも鐘鋳るまでの土鋳型、兄さんより強くなって自分専用の道具を買ってもらおう。
- 鐘鋳るまでの土鋳型、成功してこの粗末なアパートから、高層マンションに引っ越したい。
- 今は我慢、鐘鋳るまでの土鋳型、いずれビッグになったら、すべて新品で買いそろえる。
- 鐘鋳るまでの土鋳型というように、プロになるまでは、父さんが使っていたグローブで我慢する。