「錦を衣て昼行く」の意味(出典・語源由来・対義語)
【ことわざ】
錦を衣て昼行く
「繍を衣て昼行く」ともいう。
【読み方】
にしきをきてひるゆく
【意味】
立身出世して生まれ故郷に帰り、その輝かしい誉を知らしめること。
「錦を衣て昼行く」ということわざは、成功を収めた人が、その栄光を身にまとって故郷に戻ることの喜びや誇りを表現しているんだよ。
ほぉ、それはええ感じやね。つまり、「成功して立派になった自分を、みんなに見せつけるように故郷に戻る」ってことかいな。昼間に堂々と歩くことで、自分の成し遂げたことをアピールするんやね。
故郷での再会は、自分の努力と成功を示す良い機会になるってわけや。自分の頑張りを誇りに思って、それを人々に見せることの喜びを表してるんやね。
【出典】
「三国志」
【語源由来】
華やかな錦の着物を着て、昼間町を行くと人目を引くことから。
【対義語】
・錦を衣て夜行くが如し
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「錦を衣て昼行く」の解説
カンタン!解説
「錦を衣て昼行く」ということわざは、自分が成功したり出世したりして、その喜びや誇りを人々に見せつけるような様子を表しているんだよ。まるで、とっても華やかで目立つ服を着て、みんなの前を歩くような感じだね。
「錦」というのは、色とりどりの糸で美しい模様を織った布地のことで、昔はとても豪華なものだったんだよ。このことわざは、そんな立派な錦の衣装を着て、みんなが見ている昼間に町を歩くような状況をイメージしているんだ。
例えばね、学校の運動会で一等賞を取って、みんなの前で賞状をもらった時のような、すごくうれしくて誇らしい気持ち。それが「錦を衣て昼行く」ということわざの意味なんだよ。
このことわざは、人が成功した時に感じる喜びや、その成功を周りの人に見せたいという気持ちを表しているんだね。みんなの前で自分の成果を誇ることの大切さや、成功の喜びを共有することの楽しさを教えてくれている言葉なんだ。
「錦を衣て昼行く」の使い方
久しぶりに故郷に帰ったら、知らない人から「頑張っている姿をテレビで見ているよ」って言われることが増えたよ。
錦を衣て昼行くように、人々に知れ渡ったわね。
情熱大陸に出演したのが大きかったね。
その道を極めた人しか出演できないから、すごいことよね。
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「錦を衣て昼行く」の例文
- 功を成し、錦を衣て昼行くように故郷で僕のことを知らない人はいないまでになった。
- 錦を衣て昼行くことができるようになるとは、努力して良かった。
- 直木賞を受賞して、錦を衣て昼行き地元マスコミの取材を受ける。
- この道を極め、錦を衣て昼行くために日々努力を欠かさない。
- 会社を大きくして錦を衣て昼行き、故郷の人達にちやほやされる。