「垢を洗って痕を求む」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
垢を洗って痕を求む
【読み方】
あかをあらってきずをもとむ
【意味】
他人の小さな欠点を見つけること。
おお、それはなかなか興味深いことわざやな。垢や汚れで隠れていた傷跡を、わざわざ垢を洗ってまで見つけようとするってことやな。
つまり、他人の小さな欠点やミスを見つけようとすることを言ってるんやろうな。垢を洗ってまで痕を求めるって、ちょっと執念深い感じやねん。他人の欠点ばかりに目を向けて、自分の中にある優れた点を見逃してしまうこともあるやろうな。
【語源・由来】
垢で隠れていた傷跡を、垢を洗ってまで探すことから。
【類義語】
・毛を吹いて疵を求む
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「垢を洗って痕を求む」の解説
カンタン!解説
「垢を洗って痕を求む」は、他人の小さな欠点や過ちを見つけ出そうとすることを指すんだ。この表現は、他人の垢や汚れを洗い落とし、それによって隠されていた傷跡や痕跡を探し求めることをいうんだ。
一般的には、人は誰でも完璧ではなく、小さな欠点や過ちを持っています。しかし、「垢を洗って痕を求む」の表現は、他人の垢(欠点)を洗い落とし、それ以上に欠点を求めることで、執拗に他人を非難したり批判したりする行為を揶揄しているんだ。
この表現は、他人の過ちを見つけようとすることに執着し、小さな欠点を見つけ出すことに喜びや満足を見出す人々を風刺するために使われることがあるんだ。また、自分自身の完璧さを主張し、他人の欠点を追い求める姿勢を批判する際にも用いられることがあるんだよ。
「垢を洗って痕を求む」の使い方
彼女のお父さんの垢を洗って痕を求む態度に辟易しているよ。
重箱の隅を楊枝でほじくるようにあら捜しをするわよね。
娘がかわいいのはわかるけれどもやり過ぎだよ。
結婚することになったら大変そうね。
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「垢を洗って痕を求む」の例文
- 垢を洗って痕を求むようなことをして、欠点を見つけると鬼の首をとったように喜ぶ。
- 姑とは、垢を洗って痕を求むように悪い所を探すイメージだ。
- 垢を洗って痕を求むように人のあら探しばかりして、人生楽しいか。
- 垢を洗って痕を求むような欠点探しをして、SNSに書きたてる人が大勢いる。
- 皇太子妃候補は、垢を洗って痕を求むように調べに調べられる。
このことわざは、垢や汚れで隠れていた傷跡を、垢を洗ってまで探そうとする様子から生まれたんだ。