【ことわざ】
仰いで天に愧じず
【読み方】
あおいでてんにはじず
【意味】
自分自身の行いにも心にも、なにもやましいことがないというたとえ。
やましいことがなにもなければ、天を見ても神に対しても恥ずべきことはないということ。
「愧じる(はじる)」とは、世間や他人に対して、自分自身の見苦しさを恥ずかしく思うこと。
【出典】
「孟子」。
「仰いで天に愧じず、俯して人に愧じざるは、二の楽しみなり」
天に対して恥ずべきところがなく、下のほうを見て人々に恥じることがないのが第二の楽しみであるとあることが由来。
【類義】
・俯仰天地に愧じず(ふぎょうてんりにはじず)
【英語】
It is not shameful although looked up at heavens.It is not shameful to the heaven even if looking up
I am innocent.Ask the god when I am ashamed.
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「仰いで天に愧じず」の使い方
ともこちゃん、大丈夫?
心配してくれてありがとう。
陰口を言われていたみたいだけど。
仰いで天に愧じずよ。
私に恥ずべきことはなにもないわ。
私に恥ずべきことはなにもないわ。
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「仰いで天に愧じず」の例文
- 父や母に何度聞かれても、仰いで天に愧じず、私はやましいことはなにもしていない。
- いくら疑われたとしても、僕は仰いで天に愧じずというように、後ろめたいことなどない。
- 会議で糾弾されても、仰いで天に愧じず、私は隠すようなことなどしておりません。
- 今回の件でどれほ批判されても、仰いで天に愧じずという心境でおります。
- 私はあなたが無実だとわかっている。だから世間に何と言われても、仰いで天に愧じずにいなさい。