「青菜は男に見せな」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
青菜は男に見せな
【読み方】
あおなはおとこにみせな
【意味】
ゆでる前の青菜は男に見せない方が良いということ。疑われる可能性があることは、なるべくそっとしておいたほうがよいというたとえ。
そして、炊事をしない男性は、ゆでると青菜のかさが減ることが分からへんねん。だから、ゆでた青菜を見たら、かさが減ってると「どこに行ったんや?」って疑うんやな。それで、なるべく疑われることを避けるために、ゆでる前の青菜は男に見せないほうがええってことやねんてな。
【語源・由来】
炊事をしない男には、ゆでると青菜のかさが減ることが分からない。ゆでた青菜を見て、減った分はどうしたのかと疑うことから。
【類義語】
・つましい男に青菜見せな
「青菜は男に見せな」の解説
「青菜は男に見せない」という表現は、特定の状況において疑われる可能性があることを避けるために、注意深く行動するべきだという意味なんだ。
この言葉の背景には、青菜(野菜)をゆでるとそのかさが減ることがあるんだよ。しかし、ゆでた後の青菜を見た人が減った部分をつまみ食いしたんじゃないかと疑うことがあるんだ。このような疑いを避けるために、ゆでる前の青菜は男に見せない方が良いとされるんだ。
この表現は一般的に、他人に疑われる可能性のあることや、物事を見られることで誤解や問題が生じる可能性がある場合に、慎重に行動することを教えているんだよ。自分の行動や情報を適切に管理し、疑われることを避けるためには、注意深さや慎重さが必要であるということを示しているんだ。
「青菜は男に見せな」の使い方
「青菜は男に見せな」の例文
- 青菜は男に見せなという。やましいことがなくても夫に家計簿を見せるものではない。
- ケチな男ほど、青菜は男に見せなという言葉通りの行動をする。
- 青菜は男に見せなというが、疑うくらいなら、自分で買い物をして、自分で食事を作ればいいと思う。
- 光熱費が高騰してやりくりが大変なのに、青菜は男に見せなというように、無駄遣いし過ぎじゃないかと旦那に疑われキレそうになった。
- 青菜は男に見せなという。余計なことは言わない、見せない、知らせない。