【ことわざ】
蟻の思いも天に届く
【読み方】
ありのおもいもてんにとどく
【意味】
力の弱いものでも、一生懸命努力をし続ければいつかは願いが叶うというたとえ。
【語源・由来】
地面をはって歩く体の小さな蟻でも精一杯努力をすれば、天にいる神にも非力な蟻の願いが届くということから転じてきている。
【類義語】
・雨垂れ石を穿つ
・石に立つ矢
・一念岩をも通す
・一念天に通ず
・思う念力岩をも通す
・志ある者は事ついに成る
・精神一到何事か成らざらん
・点滴石を穿つ
・為せば成る、為さねば成らぬ何事も
・蚤の息さえ天に昇る
【英語訳】
・Even the prayers of the lowly are heard in Heaven.
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「蟻の思いも天に届く」の使い方

いつも“ダメな健太”って言われているけど、そんな僕にも夢があるんだ。

夢?どんなの?

僕は宇宙飛行士になりたいんだ。みんなからは絶対に無理だと言われているけど、蟻の思いも天に届くという言葉を信じてみんなを驚かせるよ。

健太君の夢が叶うことを祈っているよ。
「蟻の思いも天に届く」の例文
- いつだってみんなから馬鹿にされてきたが、蟻の思いも天に届くという言葉を信じ努力したら、今日やっと念願の野球選手になる夢がかなった。
- 蟻の思いも天に届くという言葉は、非力な僕に希望を与えてくれた。
- 叶うはずがないと誰もが言ったが、私はその言葉に耳を貸さず自分の事だけに集中した結果、10年越しの夢が現実になった。蟻の思いも天に届いた瞬間だった。
- 子どもの小さな力で世界を変えることは出来ないと誰かが言ったが、一生懸命努力をした結果、僕の小さな手で幸せな世界へ一歩近づくことができた。まさに蟻の思いも天に届くという言葉を実現させた出来事だった。