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【雨夜の月】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

雨夜の月

【ことわざ】
雨夜の月

【読み方】
あまよのつき

【意味】
現実には存在するが、それを目で見ることができないことをたとえている。また、想像するだけで実現しないこと、めったにないことが起こるときにも使用される。

【語源・由来】
空には月があることが分かっているが、雨の降る夜の空は、雲で覆われて月が見えないことから転じてきている。

勅撰和歌集の中の詞花和歌集に「影見えぬ君は雨夜の月なれや 出でても人に知られざりけり」と言う歌が収められている。意味としては、夜の雨雲に隠れた月を会えない恋人や好きな人にたとえ、その姿を想像するが実際には目にすることができないことを比喩している。

【類義語】
・雨夜の星
・網の目に風とまる
・雨の夜にも星
・蚊帳の目に風たまる

【英語訳】
・the moon on a rainy night

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「雨夜の月」の使い方

ともこ
健太君の、今年の目標って何?
健太
目標?んー、そうだな…あっ!僕、今年こそ九九の段がすべて言えるようになる!!
ともこ
ちょっと、それ毎回同じじゃない。どうせ雨夜の月になるんだよ、今年も。
健太
ひどい!応援してよ、ともこちゃん!!

「雨夜の月」の例文

  1. 遠距離恋愛は雨夜の月のようだ。
  2. 今年の夏に向けてダイエットをしようとしたら、親から「所詮、雨夜の月だ」といわれた。
  3. 新規事業のプロジェクトにまさか僕が参加できるなんて雨夜の月みたいだ。
  4. 僕がテストで100点を取ることは雨夜の月と言うくらいありえない。
  5. 学年一の人気者彼のことが好きで付き合いたいけど、雨夜の月で無理だろう。
  6. 旦那が転勤で一人海外に行ってしまい、会いたいときにすぐに会えなくなってしまった。これが雨夜の月なのだと実感した。
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