「足の跡はつかぬが筆の跡は残る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
足の跡はつかぬが筆の跡は残る
【読み方】
あしのあとはつかぬがふでのあとはのこる
【意味】
文字は気を付けて書くべきだということ。
「足の跡はつかぬが筆の跡は残る」ということわざは、足跡はすぐに消えてしまうけれども、書いた文字、つまり筆の跡は長い間残るということを表しているんだ。
なるほど、それはつまり「書いた文字は消えへんから、何を書くかはよく考えなあかん」ってことやな。足跡なら、ちょっとした雨や風でさっと消えてしまうけど、書いた字や文章は、一度書いてしまったらなかなか消えへんもんな。
何を書くか、どう表現するか、その選択は慎重にやらなあかんってことを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
足跡はすぐ消えるが、筆跡はいつまでも残る意から。
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「足の跡はつかぬが筆の跡は残る」の解説
カンタン!解説
「足の跡はつかぬが筆の跡は残る」っていうことわざは、ねえ、足あとってすぐに消えちゃうけど、自分が書いた文字やメッセージっていうのはずっと残るから、言葉を使う時にはすごく注意深くしないといけないっていう意味なんだよ。
例えばね、友達とのチャットで何気なく送った一言が、あとで友達を傷つけてしまったっていうことがあるじゃない?それがまさにこのことわざが教えてくれることなんだよ。
言葉っていうのは、一度出したら取り消すことができないし、相手の心に深く刻まれることがあるから、自分の言葉を使う時にはすごく注意深くしないといけないんだね。それをこのことわざは教えてくれているんだよ。
「足の跡はつかぬが筆の跡は残る」の使い方
健太くん。もっと一字一字心を込めて書きなさいよ。
ともこちゃんしか見ないんだからいいじゃない。
足の跡はつかぬが筆の跡は残るっていうわよ。よく大昔の書簡が発掘されたりするじゃない。いつか健太くんの書いたものを未来の人が目にしたら、汚い字だなって思うわよ。
何百年後かの人に汚いって思われるのは嫌だな。
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「足の跡はつかぬが筆の跡は残る」の例文
- 今は亡き有名アーティストのホテル宿泊中のメモが、オークションで高値で売られた。足の跡はつかぬが筆の跡は残るって本当だ。
- 文字は丁寧過ぎるくらいがちょうどいい。足の跡はつかぬが筆の跡は残るというからね。
- 小学校の文集を自分が捨てても、クラスメイトが持っているものだ。足の跡はつかぬが筆の跡は残るという。同窓会のたびにネタにされたらたまらないから、きれいに上手に書いた方が良い。
- 奈良県では木簡がよく発掘されるが、足の跡はつかぬが筆の跡は残るというのはこういうことだ。
- 足の跡はつかぬが筆の跡は残るというので、書道を習うことは生涯を通して役に立つ。