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【当て事と越中褌は向こうから外れる】の意味と使い方や例文(類義語)

当て事と越中褌は向こうから外れる

「当て事と越中褌は向こうから外れる」の意味(類義語)

意味【ことわざ】
当て事と越中褌は向こうから外れる

【読み方】
あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる

【意味】
こちらが勝手に当てにしている物事は、相手の都合で外れることが多い。

「当て事」は、当てにしていることの意。「越中褌」は、長さ1mほどの小幅布にひもをつけた褌。一端にはひもが付いていないから、体の前の方から外れやすい。
ことわざ博士
「当て事と越中褌は向こうから外れる」ということわざは、自分が期待や計画を立てている事柄が、他人の都合でうまく行かないことが多い、という意味があるんだ。
助手ねこ
あ、なるほどな。つまり、「他人の事に頼りすぎへんと、思うようにはいかへんことが多い」ってことやな。

計画があっても、相手が自分と同じように動いてくれるわけやないから、結局は自分でどうにかしなあかんってことなんやな。

【類義語】
・越中褌と当て事は向こうより外れる
・当て事と褌は向こうから外れる
・当て事は向こうから外れる

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「当て事と越中褌は向こうから外れる」の解説

カンタン!解説
解説

「当て事と越中褌は向こうから外れる」っていうことわざはね、自分が期待していたことや、計画していたことが、相手の都合や意外な事情で思うように進まないことが多い、という意味なんだよ。

例えば、友達と遊びに行く約束をしたけど、その友達が急に体調を崩して来られなくなった、とか、テストでいい点数を取る計画だったけど、テストが思っていたより難しくて期待通りの結果にならなかった、とか。

越中褌っていうのは、昔の下着の一種で、体にきちんと固定しないとすぐに落ちてしまうんだ。これと同じように、自分が当てにしていた事が相手の都合で外れることが多いっていうことを教えてくれているんだよ。

だから、「当て事と越中褌は向こうから外れる」っていうことわざは、「どんなに計画を立てても、すべてがうまくいくとは限らない」ということを教えてくれているんだね。予想外のことが起こることもあるから、それに対応できるように臨機応変に考えることも大切なんだよ。

「当て事と越中褌は向こうから外れる」の使い方

健太
体育祭のテントは何とかなりそうなの?
ともこ
近隣の学校から借りるの。
健太
当て事と越中褌は向こうから外れるというよ。
ともこ
さすがに、急にテントを使うことになったからごめんねということにはならないでしょう。
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「当て事と越中褌は向こうから外れる」の例文

例文
  1. 遺産を当てにしていたのに、当て事と越中褌は向こうから外れるというように、負債しか残されていなかった。
  2. 当て事と越中褌は向こうから外れるというから期待しないでおこう。
  3. 憧れていた人を紹介してくれるというからわざわざ来たのに。当て事と越中褌は向こうから外れるというがドタキャンされた。
  4. 人の力を当てにしていると、当て事と越中褌は向こうから外れるというように、がっかりすることになることが多いよ。
  5. 当て事と越中褌は向こうから外れるというから、何かを当てにするのはやめておいた方が良い。

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