【ことわざ】
徒花に実は生らぬ
【読み方】
あだばなにみはならぬ
【意味】
いくらどんなに見かけが良くても、内容が伴わず着実に行われない計画は、よい成果が得られないという事。
徒花は、「いたずらばな」とか「むだばな」という意味で、これは雄花のことを指し 「おしべ」はあるけれど、「めしべ」を持たない花の事をしています。
ヘチマ・キュウリ・カボチャ・ゴーヤなどのウリ科の植物や、スギ・ヒノキ・マツ・イチョウ・ソテツなどの裸子植物は、雄花と雌花の区別がある植物です。
ヘチマ・キュウリ・カボチャ・ゴーヤなどのウリ科の植物や、スギ・ヒノキ・マツ・イチョウ・ソテツなどの裸子植物は、雄花と雌花の区別がある植物です。
【語源・由来】
「徒花」とは、咲いても実を結ばずに散る花という意味で、いくら美しい花を咲かせようとも、実を結ばない徒花では仕方がないという事から。
【英語訳】
・Vainglory blossoms,but never bears fruit.
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「徒花に実は生らぬ」の使い方

今年の夏休みはどんなことしようか、今から考えてるよ。

あらあら、なんとまあ気が早いね。具体的にしたい事はあるの?

そうだね。まずは自由研究で、皆が驚く凄い結果を出したいな。あとは、工作でも完璧で凄い物を作りたい。

それなら、今は漠然としているから、徒花に実は生らぬにならないように、入念に計画を立てる必要があるね。
「徒花に実は生らぬ」の例文
- いくら大見得を張って、皆に無理難題をやり遂げると宣言したところで、徒花に実は生らぬだと思う。
- 彼はいつも口ばかりで結局何も達成できていないよ。まさに徒花に実は生らぬを体現しているよ。
- 徒花に実は生らぬだから、結婚式の計画は希望ばかり盛り込むのではなく、費用や時間等の現実的な問題も考えるべきだよ。
- 徒花に実は生らぬなのだから、見切り発車よりも、しっかりと話し合って物事を始めた方が良いと思うよ。
- 周りから徒花に実は生らぬと後々言わせないように、今回の計画は絶対に成功させなければならないんだ。