「足の裏の飯粒をこそげる」の意味(語源由来)
【ことわざ】
足の裏の飯粒をこそげる
【読み方】
あしのうらのめしつぶをこそげる
【意味】
極端にけちなこと。
「こそげる」は、物の表面を削り取る。表面に付着した物をこすってはがすこと。
「足の裏の飯粒をこそげる」ということわざは、極端にけちなことを表しています。足の裏についた飯粒まで削り落として食べてしまうほどのけちさを指しているんだ。
あー、それはめちゃくちゃけちなことやな。足の裏に付いた飯粒までスリスリして食べるっていうんやから。
もったいないことしすぎやない?絶対にお金を使いたくないんやろうけど、そんな極端にけちなことすると、周りの人に嫌われちゃうでぇ。
【語源・由来】
足の裏についた飯粒まで削り取って食べる意から。
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「足の裏の飯粒をこそげる」の解説
カンタン!解説
「足の裏の飯粒をこそげる」っていうことわざはね、本当にすごくけちな人のことを表す言葉なんだよ。
具体的な例を想像してみて。たとえばね、ご飯を食べていて、ちょっとだけ足の裏に飯粒がついてしまったとしよう。ほとんどの人はそれを拭き取って終わりだよね。でもこのことわざで表現されているような人は、その飯粒を見つけると、もったいないと思って削り落としてまで食べてしまうんだよ。
これは極端な話だけど、このことわざは、そんなにケチケチしなくてもいいのに、あまりにも小さなことにまでケチをつける人のことを指しているんだね。だから、「足の裏の飯粒をこそげる」って言う時は、本当にケチな人を表しているんだよ。
「足の裏の飯粒をこそげる」の使い方
先生のお見舞い用の花代をクラス全員から100円ずつもらっているの。
僕も払うの?そんなにお世話になってるかな。
足の裏の飯粒をこそげるような人ね。100円以上にお世話になってるわよ。
そうかなあ。この100円で何ができたか考えると、とても惜しい気がするよ。
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「足の裏の飯粒をこそげる」の例文
- 彼は足の裏の飯粒をこそげるような男なので、募金をしたことがないという。
- 足の裏の飯粒をこそげる彼と節約好きなともこちゃんとではちょっと意味合いが違う。
- お賽銭さえ入れることを嫌がる彼は、足の裏の飯粒をこそげる男だ。
- 足の裏の飯粒をこそげるような人間はカネゴンになってしまう。
- 足の裏の飯粒をこそげるというが、ケチな彼は、本当に足の裏についたご飯粒をとって食べかねない。