「当たった者の、ふの悪さ」の意味
【ことわざ】
当たった者の、ふの悪さ
【読み方】
あたったものの、ふのわるさ
【意味】
たまたま当たった者が運が悪かったのだということ。
同じものを食べても、中毒を起こす者と起こさない者がいた場合や、大勢が違反したのに、罰せられる者と罰せられない者がいた場合に使う。
「ふ」は、「運」の意。
「当たった者の、ふの悪さ」ということわざは、悪い結果に巻き込まれた人が、ただ単に運が悪かったという意味なんだよ
ああ、それは「運が悪けりゃ、たまたま悪いことに当たるんやな」ってことやんな。
世の中、どんだけ頑張っても、運が悪けりゃうまくいかんこともあるんやな。それを認めることが大事やな、これは。
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「当たった者の、ふの悪さ」の解説
カンタン!解説
「当たった者の、ふの悪さ」っていうことわざは、大勢の中から偶然に選ばれてしまった人が運が悪かった、という意味だよ。
たとえばね、クラスでみんながちょっと悪いことをしていて、でも先生が見つけたのはたまたま自分だけだった、というような場面を想像してみて。そのとき、自分は「何で僕だけ?」って思うよね。でも、これはただの運の悪さで、特に自分が悪いわけじゃないんだ。
「ふ」は運のことを指していて、これは自分の運が悪かっただけ、という意味なんだよ。「当たった者の、ふの悪さ」っていうことわざは、偶然に自分が選ばれてしまったときに、それはただの運の悪さで、自分が特別悪いわけじゃないということを教えてくれるんだね。
「当たった者の、ふの悪さ」の使い方
家族全員同じものを食べたのに、僕だけお腹を壊したんだよ。
当たった者の、ふの悪さね。日頃の行いかしら。
日頃の行いなら、僕が一番良いよ。
じゃあ、当たりを引いたからお腹を壊したのかしら。
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「当たった者の、ふの悪さ」の例文
- 同じ教室にいても、インフルエンザにかかるものとかからないものがいる。ワクチンの接種だけでなく、当たった者の、ふの悪さもある。
- 僕だけ先生に見つかって大目玉を食らった。当たった者の、ふの悪さだな。
- 税金をごまかしている人が大勢いるのに、何で我が社だけターゲットにされたんだ。当たった者の、ふの悪さでは納得がいかない。
- 彼が体調を崩したのは、当たった者の、ふの悪さではなくアレルギーが原因だ。
- 隕石が家の屋根を突き破り、当たった者の、ふの悪さと思ったが、後に隕石が高額で売れて災い転じて福となすだった。