【ことわざ】
諦めは心の養生
【読み方】
あきらめはこころのようじょう
【意味】
不運や失敗など、どうにもならないことをくよくよ考えることは、心を疲れさせて健康に悪い。
すっぱり諦めることが肝心だというたとえ。
【語源・由来】
諦めへと導いている。
「出る月を待つべし、花の散るをうらむことなかれ」
【英語訳】
For a lost thing care not.
【スポンサーリンク】
「諦めは心の養生」の使い方

くやしいよ。あれほどのチャンスだったのに、あんなミスをするなんて。

健太くん、もう泣かないで?

でも、チームのみんなにも申し訳なくて、自分自身でもすごく情けないんだ。

諦めは心の養生といって、いつまでもくよくよするのはよくないわよ。
「諦めは心の養生」の例文
- ずっと目標にしてきた試験だったけれど、電車の遅れで開始時間に遅れてしまった。諦めは心の養生だと思うことにするしかない。
- 諦めは心の養生というように、いつまでもそのことばかり気にしていてはいけないよ。
- 彼は最後まで諦めなかったけれど、結果が覆ることはなかった。諦めは心の養生ということもある。
- 反省するのは大切だけれど、いつまでもくよくよしていては次に進めないよ。諦めは心の養生というだろう。
- 今回のことはとても不運が重なったとしか思えないよ。あまり気にせずに、諦めは心の養生というからね。
まとめ
目標に向かって努力することはできますが、運は努力ではどうにもならないのではないでしょうか。
また、十分に気を付けていても、思わぬ失敗ということも避けられない場合もあるのではないでしょうか。
不運に見舞われたり、失敗をしてしまったりすると、とても悲しい気持ちになりますね。
しかし、やり直すことのできないことをいつまでも考えているよりも、諦めは心の養生と気持ちを切り替えて、次に進むことを心がけたいですね。