【ことわざ】
暑さ忘れて陰忘る
【読み方】
あつさわすれてかげわする
【意味】
暑さがやわらぐと、涼しさを与えてくれた木陰のありがたさを忘れる意から、苦難が過ぎると、助けてくれた人への恩を忘れるということ。
【類義語】
・暑さ忘れりゃ陰忘れる
・喉元過ぎれば熱さを忘れる
・雨晴れて笠を忘れる
・病治りて医師忘る
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「暑さ忘れて陰忘る」の使い方
健太くん。お世話になった国語の先生がいるわよ。
本当だ。お世話になったっけ?
あの先生の特訓のおかげで、健太くんは入試に合格できたのよ。暑さ忘れて陰忘るね。
すっかり忘れていたよ。
「暑さ忘れて陰忘る」の例文
- 暑さ忘れて陰忘るような人間になってはいけない。
- 困った時に助けてやったのに、暑さ忘れて陰忘るの態度だな。
- 大恩ある彼の顔に泥を塗るようなことをするとは、暑さ忘れて陰忘るだ。
- あんなに親身になってもらったのに、立場が逆になった今助けないとは、暑さ忘れて陰忘るというやつだ。
- 暑さ忘れて陰忘るとは情のない男だな。