「過ちの功名」の意味(類義語)
【ことわざ】
過ちの功名
【読み方】
あやまちのこうみょう
【意味】
過失と思われたこと、なにげなしにやった事が、意外によい結果になること。
「過ちの功名」ということわざは、思いがけず、あるいは何気なくやったことが、意外と良い結果を生む状況を指しているんだ。
あー、なるほどな。つまり、「何気ない行動や間違いからも良いことが起こることもある」ってことやな。
何も考えずにやったことや、ミスだと思ってたことが、思いがけず成功につながることもあるんやな。これは、結果は予想外のものが待ってることを教えてくれることわざやな。
【類義語】
怪我の功名(けがのこうみょう)
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「過ちの功名」の解説
カンタン!解説
「過ちの功名」っていうことわざはね、間違えてやったことや、何気なくやったことが、ふとした偶然で、結果的にすごくいいことにつながることを言うんだよ。
例えば、ある日ぼーっとしていて、間違えて違う道を歩いてしまったけど、そのおかげで新しいおいしいパン屋さんを見つけた、なんてことがそれにあたるね。つまり、「過ちの功名」は、思いがけない失敗や間違いも、時には新しいチャンスや良い結果を生むことがあるよ、っていうことを教えてくれる言葉なんだ。
「過ちの功名」の使い方
うわあ。この林檎のケーキおいしいね。
そうでしょう?この林檎のケーキはタルトタタンと言って、アップルパイを作っていた姉妹の失敗から生まれたケーキなのよ。
過ちの功名だったんだね。むかしむかし、姉妹が失敗してくれなければ、今、僕がこれを食べることもなかったわけだ。
そうなのよ。失敗もまた大事ってことよね。
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「過ちの功名」の例文
- 僕が出展する絵に子供が落書きしてしまい困ったのだが、それが過ちの功名となって特選を取ることができた。
- この薬は失敗から生まれた、いわば過ちの功名ってやつだ。
- 寝坊したおかげで、飛行機に乗り遅れて、その結果、君に会うことができたのだから過ちの功名だ。
- 足を骨折して入院することになり悲嘆に暮れていたのだが、担当してくれた看護師さんと結婚することになり過ちの功名だったといえる。