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【明日食う塩辛に今日から水を飲む】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

明日食う塩辛に今日から水を飲む

「明日食う塩辛に今日から水を飲む」の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味【ことわざ】
明日食う塩辛に今日から水を飲む

【読み方】
あすくうしおからにきょうからみずをのむ

【意味】
手回しがいいようで、無意味なことのたとえ。

ことわざ博士
「明日食う塩辛に今日から水を飲む」という表現は、先行きすぎて行動することが、逆に効果を損なう可能性があるという意味だよ。
助手ねこ
そやな。つまり、「手前みそに行きすぎて、逆に意味がなくなる」ってことやな。

まだ食べる予定の塩辛のために、今から水を飲むなんて、ちょっと早すぎるんやな。未来のことは未来になってから対応する、その方が良い結果が得られるかもしれへんな。

【語源・由来】
塩辛を食べると喉が渇くだろうと、前もって水を飲んでおく意から。

【類義語】
・塩辛食おうとて水を飲む

【対義語】
・明日は明日の風が吹く
・明日のことは明日案じよ

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「明日食う塩辛に今日から水を飲む」の解説

カンタン!解説
解説

「明日食う塩辛に今日から水を飲む」っていう表現は、計画や準備が早すぎて、それが逆に何の役にも立たないことを言うんだよ。

これはね、明日塩辛を食べると喉が渇くだろうから、前もって今日から水を飲んでおこうという考えから来ているんだ。でも、実際には、前日に水をたくさん飲んでも、次の日塩辛を食べた時の喉の渇きは止められないよね。

だからこのことわざは、「早すぎる準備は効果がない、逆効果だ」という意味になるんだよ。例えば、「試験は一週間後なのに、今から一晩中勉強するなんて、明日食う塩辛に今日から水を飲むよ」って使ってみると、分かりやすいかな。これは「試験は一週間後だから、今から一晩中勉強すると、かえって疲れてしまって効果がないよ」って意味になるんだ。

「明日食う塩辛に今日から水を飲む」の使い方

健太
万が一のためにスノーブーツを買ったんだ。
ともこ
万が一に備えることは良いことだと思うわ。でも、ここは沖縄だから、スノーブーツが必要になるような雪は降らないわ。明日食う塩辛に今日から水を飲むというやつよ。
健太
素敵なブーツを買ったんだけどな。
ともこ
数百年に一度の大雪の日がきてから買えばよかったのに。
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「明日食う塩辛に今日から水を飲む」の例文

  1. いつか買う馬のために鞍を買うのは、明日食う塩辛に今日から水を飲むようなものだ。買えるかどうかも分からないのに。
  2. 合格発表の時の合格インタビューのためにコメントを考えているの?そんなの受かってから考えなさいよ。明日食う塩辛に今日から水を飲む意味のない行為だわ。
  3. 車がないのにいつかのために車庫を建てるとは、明日食う塩辛に今日から水を飲むというやつだ。
  4. 長生きできるかもわからないのに老後の資金を蓄えるのは、明日食う塩辛に今日から水を飲むようなものじゃないかな。
  5. 家族用の食器セットを買ったの?彼女もいないのに明日食う塩辛に今日から水を飲むだな。

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