「嬰児の貝を以て巨海を測る」の意味(類義語)
【ことわざ】
嬰児の貝を以て巨海を測る
【読み方】
えいじのかいをもってきょかいをはかる
【意味】
到底不可能なこと。
その通り、幼児が小さい貝殻で大海を計るなんて、到底無理やん?
これは大きな問題や難題を小さい力で解決しようとする無理を表してるんや。とても大きな課題を、手段や力が足りへん状態で挑むことの難しさを示す表現やな。
・大海を手で塞ぐ
・貝殻で海を量る
・蟷螂の斧
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「嬰児の貝を以て巨海を測る」の解説
カンタン!解説
「嬰児の貝を以て巨海を測る」っていうことわざは、かなり無理なこと、やったとしても絶対にできないことを例えるんだよ。
これはね、小さい子供が貝殻を使って大海の水量を測ろうとする、というイメージからきているんだ。これを想像しただけでも、どんなに貝殻を一杯にしても、大海の水量を全ては計れないよね。だから、これは「絶対に無理なこと」や「できる見込みが全くないこと」を表しているんだ。
たとえば、「一日で全ての英単語を覚える」とか「数分でマラソンを完走する」みたいな、現実的にはとてもできそうにないことを言い表すのに使われるよ。このことわざを使うと、誰でもすぐにその事がどれだけ無理なのかわかるよね。
「嬰児の貝を以て巨海を測る」の使い方
世界中の国をまわっておいしいものを食べ尽くしたいな。
人生は短いから嬰児の貝を以て巨海を測るね。
お金も時間もかかるよね。
生まれ持っての資産家なら可能だけどね。
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「嬰児の貝を以て巨海を測る」の例文
- 起業するなんて嬰児の貝を以て巨海を測るだと思っていたが、しっかり一から考えればなんとかなるものだ。
- 偏差値35を70にするのは嬰児の貝を以て巨海を測るようなものだが、二年あればなんとかできるかもしれない。
- 学のない健太くんが首相になるのは嬰児の貝を以て巨海を測るだ。大勢の人を説得する知識と魅力がないとね。
- 小さな島国が大きな大陸の国に勝つのは、嬰児の貝を以て巨海を測るごとしだ。
- そんなの無理だよ。嬰児の貝を以て巨海を測るような、海水を飲み干すような…。とにかく無理なんだよ。
これは、その規模や難易度が圧倒的に大きすぎて、個々の力では解決できない事象や問題を表しているんだ。