「遠親は近隣に如かず」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
遠親は近隣に如かず
【読み方】
えんしんはきんりんにしかず
【意味】
遠くの親戚よりも近くの他人が頼りになる。
「遠親は近隣に如かず」ということわざは、遠くの親戚よりも近くの他人の方が頼りになる、という意味があるんだよ。
ほんまやな。つまり、「遠くの親戚よりも近所の人たちの方が頼りになる」ってことやな。
遠いところに住んでる親戚よりも、すぐ近くにいる他人の方が早く助けに来てくれるやろうし、何かと頼りになるんやな。そやから、身近な人たちとの関係を大事にせなあかんってことやな。
【出典】
「明心宝鑑」から。
【類義語】
・遠水近火を救わず
・遠水渇を救わず
・遠くの親類より近くの他人
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「遠親は近隣に如かず」の解説
カンタン!解説
「遠親は近隣に如かず」っていうことわざは、遠くに住んでいる親戚よりも、近くに住んでいる他人の方が、困ったときには頼りになるよ、っていう意味だよ。
例えば、遠くの町に住んでいるおばあちゃんやおじさんよりも、同じマンションに住んでいるお隣さんの方が、急に具合が悪くなったときとか、部屋の電球が切れたときとか、困ったことがあったときにはすぐに助けてくれるかもしれないよね。それが「遠親は近隣に如かず」っていうことわざの意味なんだ。
このことわざの「如かず」っていうのは「〜よりも劣る」という意味だよ。「遠親は近隣に如かず」は、遠くの親戚よりも近くの他人の方が頼りになる、ということを教えてくれているんだよ。だから、困ったときは、遠くの親戚に頼るよりも、身近な人たちに助けを求めることも大切だね。
「遠親は近隣に如かず」の使い方
ともこちゃん。ありがとう。遠親は近隣に如かずって本当だね。
持つべきものは友よね。
友だちのありがたさを知ったよ。
お礼はいつでもwelcomよ。
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「遠親は近隣に如かず」の例文
- 親類は誰も助けに来てくれなかったが、近所の人が親身になってくれた。遠親は近隣に如かずだ。
- 遠親は近隣に如かずというから近所付き合いはちゃんとしておいた方が良い。
- 困ったときは何でも言って欲しいと友人に言われ、遠親は近隣に如かずだと思った。
- 血のつながりがあるからといって助けてくれるわけではない。遠親は近隣に如かずでいざという時助けになるのは近くの他人だ。
- 災害にあったときに、遠親は近隣に如かずと身をもって知る。