「餓鬼も人数」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
餓鬼も人数
【読み方】
がきもにんず
つまらない者でも役立つことがあるということ。弱小者でも、数が多ければ侮ることはできないということ。
まあ、人数が多いってだけでも、それなりに効果があるんやね。協力の大切さを教えてくれるんやな。
【類義語】
・餓鬼も千人
・餓鬼も軍勢
・子供でも数のうち
・蟻も軍勢
・枯れ木も山の賑わい
・数は力なり
【対義語】
・下手な味方は無いがまし
「餓鬼も人数」の解説
「餓鬼も人数」という言葉は、少し力のない人や取るに足りない人でも、たくさん集まれば意外と強い力を持つことができる、という意味だよ。
例えば、お友達と一緒に重いテーブルを移動するとき、1人だけでは動かせないかもしれないけど、たくさんの友達が集まれば、そのテーブルを楽に動かせるね。
「餓鬼」は、ちょっと弱い存在として使われることがあるから、このことわざでは「取るに足りない者も多く集まれば、あなどりがたい」という意味で使われているんだ。
このことわざは、単独では小さな力しか持たないかもしれないけれど、たくさん集まれば大きな力になることがあると、教えてくれるんだ。
だから、仲間と一緒に何かをするとき、みんなの力を合わせれば、一人ではできないこともできるようになるよ、ということを思い出させてくれる言葉なんだよ。
「餓鬼も人数」の使い方
「餓鬼も人数」の例文
- 餓鬼も人数だから、一人でも多く声をかけて参加を呼びかけよう。
- この際えり好みせずに人集めをしよう。餓鬼も人数というから役に立つさ。
- 弱い者でもいないよりましで餓鬼も人数だから呼んできて。
- 餓鬼も人数なので老若男女問わず集めたい。
- 応援団は声量が命。餓鬼も人数だから貸し切りバスに乗れるだけ、補助席分も目いっぱい集める。