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【楽屋で声を嗄らす】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

楽屋で声を嗄らす

「楽屋で声を嗄らす」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】
楽屋で声を嗄らす

【読み方】
がくやでこえをからす

【意味】
無駄な努力をすること。

ことわざ博士
「楽屋で声を嗄らす」という表現は、舞台裏で一生懸命練習して声を枯らしても、それが人々に認められないことのたとえなんだよ。

どんなに頑張っても、結果として誰にも見てもらえない状況を描いているんだ。

助手ねこ
なるほどな。まるで、一人で頑張っても、人前に出られへんくて、誰にも見てもらえへんってことやな。

それはもう、せっかくの努力が水の泡やね。だから、頑張る場所やタイミングも大事やな。せっかく努力するんやったら、ちゃんと人に見てもらえるようにしようってことを教えてくれてるんやろな。

【語源・由来】
役者が楽屋で練習しすぎて声が嗄れ、本番の舞台で声が出ない意から。

【類義語】
・空家で声嗄らす
・空家で棒を振る
の子の下の舞

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「楽屋で声を嗄らす」の解説

カンタン!解説
解説

「楽屋で声を嗄らす」っていうことわざは、たくさん努力しても、その努力が人には見えず、結果として認められないことを言うんだよ。

例えばね、劇場の舞台で歌う役者さんが、本番前の楽屋(役者が着替える部屋)で、練習しすぎて声を枯らしてしまったとしよう。でも、その努力は観客の目には見えないし、声が枯れてしまったら、本番でちゃんと歌えないかもしれないんだ。だから、たくさん努力したのに、その努力が無駄になってしまうことを表しているんだよ。

このことわざは、努力は大切だけど、適切な場所とタイミングで努力することも大切だっていうことを教えてくれるんだね。

「楽屋で声を嗄らす」の使い方

健太
取材を重ねて重大な証拠を見つけてきたよ。
ともこ
楽屋で声を嗄らすようなものね。
健太
すごい証拠なんだよ。
ともこ
何をしても権力でもみ消されるのが落ちよ。
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「楽屋で声を嗄らす」の例文

例文
  1. あんなに頑張ったのに、楽屋で声を嗄らすごとく徒労に終わった。
  2. 「あっ。それいらなくなったから」という課長の一言で、徹夜して作った資料は楽屋で声を嗄らすこととなった。
  3. 食べたいものを我慢して楽屋で声を嗄らすような無駄なことはしない。
  4. 健太くんに勉強の大切さを説いても楽屋で声を嗄らすのと同じだ。
  5. 楽屋で声を嗄らすとなるのはいやだ。無駄になる努力なんてこの世に無いと信じたい。

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