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【蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる

【ことわざ】
蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる

【読み方】
へびにかまれてくちなわにおじる

【意味】
度が過ぎるほどの用心をすること。

【語源・由来】
蛇に噛まれたことがあるせいで、とても用心しているつもりが、朽ち縄(腐っている縄)を見るだけで、蛇だと思って怖気づいてしまうことから。

【類義語】
・羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
・舟に懲りて腰を忌む(ふねにこりてこしをいむ)
・黒犬に嚙まれて灰汁の垂れ滓に怖じる(くろいぬにかまれてあくのたれかすにおじる)
・舟に懲りて輿を忌む(ふねにこりてこしをいむ)

【英語訳】
Birds once snared fear all bushes.
He that has been bitten by a serpent is afraid of a rope.
Scalded cats fear even cold water.

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「蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる」の使い方

健太
うわあ!自転車で近寄らないで!
ともこ
健太くん、そんなに大きな声を出して、どうしたの?
健太
自転車で転んでから、自転車を見るだけで怖くなってしまうんだ。
ともこ
蛇に嚙まれて朽ち縄に怖じるというけれど、それは大変ね。

「蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる」の例文

  1. 蛇に嚙まれて朽ち縄に怖じるというが、彼女は蜂に刺されて以来、虫が飛んでいる音に、とても敏感に反応するようになってしまったようだ。
  2. それほど、蛇に嚙まれて朽ち縄に怖じるようなことをしていては、なにもできなくなってしまうよ。

まとめ

蛇に嚙まれて朽ち縄に怖じるというように、一度怖い思いや失敗などをしてしまうと、つい用心深くなってしまうのではないでしょうか。
用心することは大切ですが、用心しすぎてしまっては、何もできなくなってしまいますね。
ほどほどにしておくことが、良いのかもしれませんね。


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