【ことわざ】
蛇が蛙を呑んだよう
【読み方】
へびがかえるをのんだよう
【意味】
細長い物の途中がふくれあがり不格好なこと。
【語源・由来】
蛇が蛙をのみ込むと胴の一部がふくらむことから。
【英語訳】
・It seems that the snake drank the frog.
・Because, it is since middle has swollen.
このことわざ以外にも「蛇に睨まれた蛙」「蛇に見込まれた蛙」「蛇に蛙」「蛇に遇うた蛙」と、蛇と蛙の組み合わせのことわざは多数存在します。これらからも分かるように、蛙にとって蛇は天敵です。またこの二者にさらにムカデを加える事で、じゃんけんのような三すくみの構造を語ることもあります。中国の周の時代の書物『関尹子』にある「螂蛆食蛇、蛇食蛙、蛙食螂蛆、互相食也」という記述からその事が読み取れます。
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「蛇が蛙を呑んだよう」の使い方
あら、珍しく雑誌とにらめっこして、一体どうしたの?何か悩んでいるの?
この雑誌に載っている、このジャケットどう思うかい?欲しいんだけど、金額が高くて。
値段云々よりも、デザインがあんまり。まるで蛇が蛙を呑んだようね、ウエスト周りが膨らんで不格好だわ。
そうかなあ、僕は結構オシャレだと思ったんだけど。そういうならやめておくよ。
「蛇が蛙を呑んだよう」の例文
- 蛇が蛙を呑んだようにお腹だけが大きく出っ張っていて、腕や足は細い。
- 陶芸に挑戦したものの失敗し、まるで蛇が蛙を呑んだような仕上がりになってしまった。
- 1列のはずの行列が、そこだけ乱れて人が固まってしまい、蛇が蛙を呑んだようだ。
- 蛇が蛙を呑んだように見えるあの膨らんだところに、何かが詰まっているの事だった。
- チューブに大きな石が流れ込んでしまったようで、蛇が蛙を呑んだような見た目である。