「蛇の足より人の足見よ」の意味(語源由来・英語訳)
【ことわざ】
蛇の足より人の足見よ
【読み方】
へびのあしよりひとのあしみよ
【意味】
無関係なことよりも、自分の身近なことについ考えるほうが大切だということのたとえ。
それよりも自分の足元、つまり自分の置かれてる現実とか、目の前の問題にちゃんと向き合うほうがええってことや。現実をしっかり見ることの大切さを教えてくれるんやね。
【語源・由来】
蛇に足があるかどうかを論じているよりも、自分の足元のことを考えなさいということ。
「蛇の足より人の足」ともいう。
【英語訳】
Be careful of your own step.
「蛇の足より人の足見よ」の解説
「蛇の足より人の足見よ」ということわざはね、蛇にはもともと足がないから、蛇の足について考えるのは無意味だよね。それよりも、私たちの周りにある普通のこと、例えば人の足のような、実際に存在していて重要なことに目を向けたほうがいい、という意味なんだ。
このことわざは、現実的で実用的な考え方をすることの大切さを教えてくれるよ。たとえば、学校で勉強することや、家の手伝いをすることなど、日々の生活で直接役に立つことに注意を払うべきだっていうことを伝えているんだ。
空想的なことや現実離れしたことを追い求めるよりも、目の前の具体的な課題に集中するほうがずっと建設的で、結果的にはもっと良い成果を得られるって教えてくれているんだよ。
「蛇の足より人の足見よ」の使い方
「蛇の足より人の足見よ」の例文
- 兄は友達の成績の話ばかりしているけれど、蛇の足より人の足見よというように、自分の心配をしたほうがいいと思う。
- 彼女は雑誌に載っているファッションや、芸能人の情報ばかり調べているけれど、蛇の足より人の足見よというように、もっと自分のことに目を向けて欲しいと思う。
- 母は近所の噂話に夢中だけれど、姉がしばらく家に帰ってきていないことは、気づいているのだろうか。蛇の足より人の足見よと言いたいものだ。
- 蛇の足より人の足見よというように、自分のことをしっかり考えなおそうと思っている。
まとめ
蛇の足より人の足見よというように、無関係なことよりも、自分の足元のことを考えることは大切なことですね。
しっかりと足元を確認して、さらに先へ進んでいけるように、努力したいものですね。
蛇に足がないのは当たり前だから、そんな非現実的なことを考えるよりは、私たち人間の足のように実際に存在するものに注意を払うべきだという意味が込められているんだよ。