「忌諱に触れる」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
忌諱に触れる
【読み方】
ききにふれる
「忌諱」は、「きい」とも読む。
【意味】目上の人が嫌がる発言をして機嫌を損ねること。
「忌諱」の「忌」も「諱」も、忌み嫌う意。
「忌諱に触れる」という言葉は、人の嫌なところや敏感な部分を取り上げたり触れてしまい、その結果、その人を怒らせたり不機嫌にさせる行為を指すんだよ。
なるほどな、つまり「人のダメージを受けやすいところに触れて、ムッとさせてしまう」ってことやな。
人の気にしてるところや、言われたくないところをわざと言うと、当然気分悪くなるよな。要は、他人の気持ちを思いやる大切さを教えてくれる言葉やね。
【語源・由来】
仏の教えを正式に学ばず耳学問で覚えたものの意から。
【出典】
「三国志」
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「忌諱に触れる」の解説
カンタン!解説
「忌諱に触れる」っていう言葉は、友達の嫌なことや、気に入らないことを言ってしまったり、やってしまったりすることで、友達を怒らせたり、機嫌を悪くさせたりすることを表しているんだ。
例えばね、友達が昔太っていたことをとても気にしているとしたら、そのことを冗談で言ってしまうのは「忌諱に触れる」っていうことになるんだよ。つまり、その友達の気を悪くするようなことをしてしまうことなんだね。
「忌諱」っていうのは、本来は言ってはいけないことや、避けては通れないことを指す言葉だよ。だから、このことわざは、他人の気持ちを害するようなことをせず、人との関わりを大切にすることの大切さを教えてくれているんだ。みんなが気をつけたいことだよね。
「忌諱に触れる」の使い方
忌諱に触れて怒られたよ。
何を言ったの?
上司に「それな!」って言ったんだ。
それはだめよ。仲間内だけにしておきなさいよ。
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「忌諱に触れる」の例文
- この言葉が忌諱に触れ、厳しく追及された。
- その本の内容が忌諱に触れて、国家権力で出版を差し止められた。
- 政府を批判し忌諱に触れ、隠れて住まなくてはいけなくなった。
- 「地球が回っている」という発言が忌諱に触れて、宗教裁判にかけられた。
- 健太くんの放胆な言動は度々忌諱に触れた。