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【這う這うの体】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
這う這うの体

【読み方】
ほうほうのてい

【意味】
さんざんな目に遭ってやっとのことで逃げるようす。

【語源・由来】
這うようなみじめな姿で、かろうじて逃げるようすから。

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「這う這うの体」の使い方

ともこ
あそこに旧校舎があるでしょう?あそこが肝試しの聖地になっていることを知っている?
健太
へえ。そうなんだ。でもお化けなんていないでしょう?
ともこ
それが、あの校舎に入った人は、這う這うの体で逃げ出してきて、なぜか校舎の中で何を見たかについては一切語らないらしいわよ。
健太
へ、へえ。みんな、何を見たんだろうね・・・。

「這う這うの体」の例文

  1. そのセールスマンは、運悪く父に対応され、頭ごなしに怒鳴られたので、父に一言わびると、這う這うの体で帰っていった。
  2. 定休日を前にした店側の必死の売りつけ攻撃から這う這うの体で逃がれ、必要な醤油だけを買って、店を後にした。
  3. ああ、あの子なら、さっき僕に何かわめいていたけれども、僕が理路整然と言い返したら、何も言い返せなくなったようで、這う這うの体で逃げ帰ったよ。
  4. 三人で彼一人に立ち向かったが、かなわず、這う這うの体で逃げ帰ってきた。
  5. 僕はそこで見てはならぬものを見てしまったので、這う這うの体で逃げて、家に帰りました。