「井戸の端の童」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
井戸の端の童
「井筒のそばの童」ともいう。
【読み方】いどのはたのわらべ
【意味】
危険な状態のこと。
「井戸の端の童」という表現は、危険な状態を象徴するものだよ。
ほんなら、それはつまり、「ギリギリの危険な状況」ってことやな。
井戸の端に立ってる子供って、ほんまにいつ落ちるかわからんからな。それほどの危険な状態を教えてくれる言葉やな。これは、安全第一、危険な状況を避けるべきだってことを教えてくれるわな。
【語源・由来】
井戸のそばにいる子供は、いつ井戸に落ちるか分からないことから。
【類義語】
・井戸の端の茶碗
・火の端に児を置くが如し
・川の端に子を置くが如し
・子供川端火の用心
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「井戸の端の童」の解説
カンタン!解説
「井戸の端の童」っていう表現はね、ちっちゃな子どもが井戸の端で遊んでいるような、すごく危険な状況を指すんだよ。
想像してみて。ちっちゃな子どもが井戸の端で遊んでいたら、ちょっとしたことで井戸に落ちちゃうかもしれないでしょ?それってすごく危険な状況じゃない?だから、このことわざは、そういうすごく危険な、いつ何が起こるかわからない状況を表しているんだよ。
なので、「井戸の端の童」っていうのは、「すごく危険な状況」や「危機に瀕している状態」を指しているんだね。
「井戸の端の童」の使い方
健太くんが、この重大な役を担うの?
そうなんだよ。任されちゃったよ。
井戸の端の童だわ。こわくて見ていられない。
そんなに信用されていないの?
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「井戸の端の童」の例文
- 経験が浅いものにやらせるとは、井戸の端の童じゃないか。
- 暴動が相次いで起こり、政情は井戸の端の童だ。
- 都会で雪が降ると少量であっても井戸の端の童となるので、しつこいくらいの注意喚起が必要だ。
- 治安が悪くなっているというのに、幼い子におつかいに行かせるとは井戸の端の童だと思わないのか。
- 脅迫文が何度も届き、井戸の端の童と考え警察に相談した。