【ことわざ】
色は思案の外
【読み方】
いろはしあんのほか
【意味】
恋愛というものは人の理性を失わせることがあるというたとえ。
常識では予測や判断ができないことが多いということ。
「思案の外」は、「思慮分別とは別のもの」という意味。
【語源・由来】
恋とは油断のならないものであるということから。
【類義語】
・恋は思案の外(こいはしあんのほか)
・色は心の外(いろはこころのほか)
・恋は曲者(こいはくせもの)
・恋の闇(こいのやみ)
・恋の山には孔子の倒れ(こいのやまにはくじのたおれ)
【英語訳】
There is no accounting for affections.
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「色は思案の外」の使い方

まさか、ぼくのおじいちゃんの友達と、ともこちゃんのいとこが結婚するなんて思っていなかったね。

そうね。驚いたわね。

70歳と25歳のカップルなんだよね。

色は思案の外というものね。
「色は思案の外」の例文
- 色は思案の外というけれど、あの二人が駆け落ちするなんて驚いたね。
- おばあちゃんが自分の息子より若い人と再婚するなんて、色は思案の外というものかしら。
- 浮気がバレてあんな騒ぎになってしまうなんて、色は思案の外ということだね。
- 祖父に恋人が出来たと紹介されたのは、私の友人だった。色は思案の外とはこのことをいうのか。
- 彼女にはもう新しい恋人がいるけれど、彼はまだ別れていないと思ってプロポーズしたらしい。色は思案の外というからわからないものだね。
「恋愛のことは思案するには及ばない。」という意味で使うのは誤り。
「そんなに好きならば一緒になればいいじゃないか。色は思案の外というだろう。」と使うのは誤り。
「そんなに好きならば一緒になればいいじゃないか。色は思案の外というだろう。」と使うのは誤り。
まとめ
恋愛をすると、理性を失ってしまうことがあるのではないでしょうか。
色は思案の外といいますが、相手を傷つけてしまうようなことはしないように、気をつけなくてはなりませんね。