【衣食足りて礼節を知る】の意味と使い方の例文 (語源由来・類義語・対義語)

ことわざ
衣食足りて礼節を知る

読み方
いしょくたりてれいせつをしる

意味
衣食足りて礼節を知るとは、人は生活に余裕ができて、初めて礼儀や節度をわきまえられるようになるということです。衣服や食糧といった生きるために必要なものが十分にあるようになって初めて、礼儀や節度といった、社会の秩序を保つための作法・行動を期待することができるようになるものです。次の三つの意味もあります。生きるためには、体裁にこだわっている場合ではないです。誰かに、礼節を求めるならば、まず生活を豊かにさせることが必要です。生活が満ち足りたならば、作法や行儀というものにも配慮すべきです。

語源・由来
衣服と食物は、生活をする上での根本であるから、それらが満たされることによって心にもゆとりができ、礼儀を知ることができるものだということです。

類義語
・衣食足りて栄辱を知る
・憂いも辛いも食うての上
・恒産なくして恒心なし
・倉廩実ちて囹圄空し
・倉廩実ちて礼節を知る

対義語
・人はパンのみにて生くる者に非ず

英文
・Meat and cloth makes the man.
・Well fed, well bred.

斉の桓公の名宰相である管仲の言行録「管子」の「牧民篇」で次のように書かれています。「一国の為政者たるものは、計画をたてて経済を豊かにしなければならぬ。豊かな国へは、どんなに遠くからでも人民は集まってくるし、開発の進んだ国から逃げ出す人民はひとりもいない。その日暮らしにもことかく者に礼節を説いたところでなんになろう。生活が豊かになれば、道徳意識は自然と高まるものであり、衣食が十分であれば、自分の名誉や恥とかを重くみるようになる」
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「衣食足りて礼節を知る」の使い方

健太
僕の弟、最近やっと挨拶できるようになったよ。
ともこ
挨拶は、衣食足りて礼節を知るだね。
健太
うん。礼儀は大切だね。
ともこ
そういえば、弟さんに会ったことないな~。

「衣食足りて礼節を知る」の例文

  1. 衣食足りて礼節を知るというのだから、道徳を説く前に子供の腹を満たしてあげなさい。お説教はそれからだ」。
  2. 衣食足りて礼節を知るというし、まずは、その服装をどうにかしたらどうだ。
  3. 衣食足りて礼節を知るというし、ずっと食べていないし、何か食べようよ。
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