「息の香の臭きは主知らず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
息の香の臭きは主知らず
【読み方】
いきのかのくさきはぬししらず
【意味】
自分の欠点は自分では分からないものだということ。
「息の香の臭きは主知らず」ということわざは、自分自身の欠点や短所は自分ではなかなか気づきにくいということを表しています。
そうやねんな。自分では気づきにくい欠点があるから、他人の意見やフィードバックも大切にせなアカンんやね。人間、自己認識は難しいものやな。
【語源・由来】
自分の息の臭さに自分では気が付かない意から。
【類義語】
・臭いもの身知らず
・我が身の臭さ我知らず
・我が糞は臭くなし
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「息の香の臭きは主知らず」の解説
カンタン!解説
「息の香の臭きは主知らず」っていうことわざは、自分の欠点や間違いは自分自身ではなかなか気付けないっていう意味だよ。
例えばね、自分の息が臭いことに気づかないけど、他の人はそれを感じてしまう、っていうのがこのことわざの元になっているんだ。だから、これをもっと大きな意味で捉えると、自分がどこか間違っているかもしれないと思ったら、他の人の意見を聞いてみたり、自分の行動を見直したりすることが大切だって教えてくれているんだよ。
つまり、自分一人で考えていると、自分の間違いに気づけないこともあるから、他人の視点を取り入れて自分を見つめ直すことが大切だという教えがこのことわざには込められているんだよ。それが「息の香の臭きは主知らず」っていうことわざの意味なんだよ。
「息の香の臭きは主知らず」の使い方
健太くん。自分の欠点は何だと思う?
僕はナイスガイだから欠点はないな。
息の香の臭きは主知らずってやつね。
僕の息は芳香剤のように良い匂いだよ。
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「息の香の臭きは主知らず」の例文
- 息の香の臭きは主知らずというが、彼は自分が腋臭であることを知らない。
- ともこちゃんは息の香の臭きは主知らずというように、自分の欠点に気が付いていない。
- 息の香の臭きは主知らずでは、欠点と向き合い欠点をなおし、さらに自分を向上させることができない。
- 褒められて育ったものは自己肯定感が高すぎて、息の香の臭きは主知らずであるものだ。
- 息の香の臭きは主知らずのように、人の欠点は目につくが自分の欠点は気付きにくい。