「一簣の功」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
一簣の功
【読み方】
いっきのこう
【意味】
完成目前の努力のたとえ。


それは、一つ一つの小さな努力が大きな成功につながるんやな。これは、どんな小さな努力も見逃さず、最後までやり遂げる大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
もっこで土を運び山を作る人にたとえた語。
【出典】
「書経」
【類義語】
・九仞の功を一簣に虧く
「一簣の功」の解説
「一簣の功」っていうことわざはね、最後のひと頑張りや、物事が完成する直前の一手間、一つ一つの努力がとても大切だっていう意味なんだよ。
例えば、マラソンの最後の100メートルを頑張って走り抜くこと、あるいは、勉強で試験の前の最後の復習をしっかりやることなんかが、「一簣の功」に当たるんだよ。これがなければ、せっかくの努力も水の泡になっちゃうかもしれないから、物事を成功させるためには、最後まで頑張ることが大切だっていうことを教えてくれるんだ。
「一簣」っていうのは、「一つのかご」みたいな意味で、「功」は「努力」や「成果」を意味するんだ。「一簣の功」は、「一つのかごに詰まった努力」っていうイメージで、物事を成功させるための一手間や最後の一歩がとても大切なんだってことを表しているんだよ。
「一簣の功」の使い方




「一簣の功」の例文
- 一簣の功を怠ると、これまでの努力がむだになる。
- 無事仕事を完了させるには、一簣の功が大事だ。
- 一簣の功を軽んじて、今までの苦労が水の泡になる。
- 一簣の功のおかげで世紀の大事業を完成させることができました。
- みんなの一簣の功がなかったら、成功させることはできなかっただろう。
























